この記事ではEDH(統率者戦)のルールに簡単に触れた後、無限コンボについて紹介しています。EDHの勝ち手段といえば無限コンボといえるほど重要になっています。
EDH(統率者戦)はマジック:ザ・ギャザリング(MTG)のフォーマットのひとつで多人数で遊ぶのに適したゲーム形式です。
EDHのデッキ構成
お気に入りの「伝説のクリーチャー」を統率者として選び、統率者と同じ色を持つカード99枚と合わせた合計100枚のデッキで対戦を行います。
基本土地以外のカードは1枚ずつしかデッキに入れることはできません。
- 統率者1枚
- カード99枚
- 基本土地以外は各1枚づつのみ
- 統率者の固有色のカードのみ
- 「禁止カード」に指定されるカードは使用不可
禁止カード一覧はmtg-jpのこちらのリンクを参照してください。
統率者デッキは統率者1枚と固有色と同じ色である99枚のカードで構成されます。
100枚のデッキをシングルトンで構築する機会はほとんどありませんから、デッキを組むのも慣れない作業で大変だと思います。また、広いカードプールの中で必要なカードを選択するのが難しく感じるでしょう。
まずは、入門として構築済みの統率者デッキで遊んでみるのもいいと思います。各種フォーマットがある中でEDHは複数人で遊ぶため、パーティゲームのように感じる側面もあり、もしかしたらスタンダードは好きでもEDHは合わないということもあるかもしれせん。
デッキの組み方としては、統率者を決めてからデッキを組み始めたり、プレイしたいコンボから統率者を決めるといった構築方法があります。
EDHのルール
ゲームの進行やルールはほとんど通常のMTGと一緒ですが、下記のような違いがあります。
- 初期ライフは40点
- 統率者を統率者領域に置いた状態でゲームを開始する
- ターンは時計回りに進行
- 最後まで生き残ったプレイヤーの勝利
EDHデッキのパワーレベル
EDHにおいては一緒に遊ぶ対戦相手とパワーレベルを合わせることは重要です。
EDH戦は使用できるカードプールが非常に広くなっているので、採用するカードによって強弱の幅は広いものになります。
各プレイヤーが持ち寄るデッキの強さ、パワーレベルに違いがあり過ぎると一方的なゲームになってしまうということがあります。そのため、統率者戦ではある程度デッキパワーを揃えた方が楽しいゲームができると言われています。
mtg公式が提唱するパワーレベルの目安がありますので、参考にしてみて下さい。
出典:mtg-jp
EDHデッキ用サプライ
統率者戦を始めるに当たってどんなアイテムがいるのかは気になることだと思います。
以下の記事ではどんなアイテムが必要なのか、準備しておきたいサプライを紹介します。
無限コンボ
統率者戦といえば無限コンボといえるくらい統率者戦では無限コンボが重要になってきます。
統率者戦(EDH)では初期ライフが40点で対戦相手が3人いるため、40点×3人=合計 120点のライフを削って勝利するのはなかなか大変です。統率者ダメージでの勝利も20点×3人=合計 60点と同様に労力が掛かります。
そのため、統率者戦では無限コンボを成立させることが上記より単純かつ短時間であり強力であるため、よく採用されます。デッキのレベルが上がるほどコンボに依存した構築になる傾向があります。
不利な盤面から無限コンボで勝利した場合にしか味わえない爽快感もあります。
ここでは各固有色ごとに無限コンボを紹介しています。色の組み合わせについては下記のリンクからどうぞ。
おすすめのマナファクト
統率者戦では色を問わず使用できるマナファクトが序盤のマナ加速として重要な位置を占めます。こちらの記事ではおすすめのマナファクトを紹介しています。
おすすめの多色土地
統率者戦では多種多様な多色土地を使用することができます。統率者戦(EDH)のビギナーの方にはどんな土地をデッキに入れてよいのか迷うところだと思います。こちらの記事では、おすすめの多色土地を紹介しています。
まとめ
統率者戦の簡単なルールと無限コンボについて紹介しました。これを機に統率者戦を始めて貰えたら嬉しいです。