「ワールドウェイク」に収録されたカード《カルニの庭/Khalni Garden》を取り上げたいと思います。
先日紹介した《召喚の調べ/Chord of Calling》が使用されている「ヨーグモス医院」にも採用され、また、直近価格が上昇している傾向にあります。
この記事では《カルニの庭》について触れていきたいと思います。
《カルニの庭》とは
《カルニの庭》は「ワールドウェイク」に収録された土地です。レアリティはコモンです。タップインでEtBの能力を持つ土地サイクルの1枚です。
《カルニの庭》は戦場に出たときに0/1のクリーチャー・トークンを生成することができます。土地を置くだけでトークンが出るのは嬉しいですね。
直近の価格は高騰の兆しを見せています。現在の参考価格は300円程度となっています。
何度か再録はしているものの統率者デッキなどが多く、通常セットは「ワールドウェイク」だけで量はあまり刷られていないので、高騰しやすい一面も持っているように思います。
モダンの「ヨーグモス医院」やパウパーの「カルニブラック」などで主に採用されいているカードなので、これらの需要が高まっているようです。
戦場に出たとき0/1トークンを生成
カルニの庭はタップ状態で戦場に出る。
カルニの庭が戦場に出たとき、緑の0/1の植物・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
《カルニの庭》はタップインの土地で、戦場に出たときに0/1の植物・クリーチャー・トークンを戦場に出すことができます。
タップインという制約はあるものの土地でありながら、トークンを生成することができます。マナを使用することなくクリーチャー・トークンを生成できるのが強みです。
生み出したトークンは単体では無力なので生け贄に捧げたり、召集のコストに充てたりといった使い方で活用されます。
サンプルデッキ:パウパー/カルニブラック
《カルニの庭》はパウパーの「カルニブラック」に採用されています。
「Pauper Challenge 2023-07-15, 6th Place, 5-1」という結果を残したリストになります。
「カルニブラック」の基本戦術は除去コントロールになります。黒緑ながらドローソースが多数デッキに採用されているので、リソース差をつけた後にクリーチャーで殴り切るという形になります。
今回取り上げた《カルニの庭》のパウパーにおける使い方は様々です。
このデッキでは《命取りの論争/Deadly Dispute》、《勢団の取り引き/Reckoner's Bargain》の生け贄コストというのが主目的で採用されています。他にも、単純にクリーチャーとしてブロッカーとなったり、生け贄呪文の避雷針にするといった使い方もできます。
まとめ
この記事では「ワールドウェイク」に収録される《カルニの庭》を紹介しました。
MTGアリーナでも《カルニの庭》はすでに収録されており、高いポテンシャルは持っているので使われる機会は多いにありそうです。