「イクサラン:失われし洞窟」の《最初の平等者、アカル・パカル》を掘り下げてみた

「イクサラン:失われし洞窟」に収録されたカード《最初の平等者、アカル・パカル/Akal Pakal, First Among Equals》を取り上げたいと思います。

 

パイオニアで行われた「Pioneer Challenge 64 2024-02-04, 1st Place, 9-1」にて入賞した「Azorius Artifact Control」に《最初の平等者、アカル・パカル》は採用されていました。

 

この記事では《最初の平等者、アカル・パカル》について触れていきたいと思います。

 

《最初の平等者、アカル・パカル》とは

 

《最初の平等者、アカル・パカル》は「イクサラン:失われし洞窟」に収録された伝説のクリーチャーです。レアリティはレアです。

各ターンにアーティファクトを戦場に出していればハンド・アドバンテージの取れるクリーチャーです。

 

現在の参考価格は50円程度となっています。現状は競技シーンでの活躍がほとんどみられていなかったカードなので、非常に安価で入手することができます。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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各ターンにアーティファクトを戦場に出していれば手札が稼げるクリーチャー

各プレイヤーの終了ステップの開始時に、このターン、アーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出た場合、あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。そのうち1枚をあなたの手札に、もう1枚をあなたの墓地に置く。

 

《最初の平等者、アカル・パカル》は3/1/5のスタッツを持つ伝説のクリーチャーです。

タフネスが非常に高く防御性能の高いスタッツを持つカードなので、アグロというよりはもっと後ろ向きなデッキに相性がよくなっています。

 

主たる能力としては各プレイヤーの終了ステップの開始時にアーティファクトを戦場に出していた場合、ライブラリートップの2枚のうち1枚を手札に加え、もう1枚を墓地に置くことができます。

 

 

似たような能力を持つカードとしては同エキスパンションであれば《オラーズカの細工扉/Orazca Puzzle-Door》が存在します。

 

 

過去のカードとしては《収まらぬ思い/Nagging Thoughts》というカードがありますね。

これらのカードから《最初の平等者、アカル・パカル》の能力は2マナのカードに相当する能力だと分かりますね。

 

クロックが低くアドバンテージを稼ぐのが得意なカードなのでミッドレンジやコントロールで扱うと強く使えるカードになりそうです。

 

サンプルデッキ:パイオニア/Azorius Artifact Control

 

パイオニアで行われた「Pioneer Challenge 64 2024-02-04, 1st Place, 9-1」にて入賞した「Azorius Artifact Control」のデッキリストになります。

そこに《最初の平等者、アカル・パカル》は採用されていました。

 

《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を相棒としたアーティファクト軸のコントロールデッキで1枚刺しのアーティファクトが多数あります。そのアーティファクトを状況に応じて《発明品の唸り》で戦場に出すというプレイスタイルになります。俗にいうシルバーバレット戦略ですね。

2種のカウンター8枚でコントロールしながら動くという形を目指せます。

さらに《最初の平等者、アカル・パカル》によってハンド・アドバンテージを稼ぐことができるようになっています。

 

まとめ

この記事では「イクサラン:失われし洞窟」に収録される《最初の平等者、アカル・パカル》を紹介しました。

パイオニアで新機軸のデッキが大会で優秀するのはすごい快挙ですね。面白そうなデッキなので試してみたいと思います!

 

 

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