「エルドレインの森」に収録されたカード《執念の徳目/Virtue of Persistence》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。
この記事では《執念の徳目》について触れていきたいと思います。
《執念の徳目》とは
《執念の徳目》は「エルドレインの森」に収録された出来事を持つエンチャントです。レアリティは神話レアです。
エンチャントに出来事の能力が付いたカードは「エルドレインの森」のカードが初になります。(出来事持ちアーティファクトは既にあります。)
イラストに描かれているのは《厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grim》でしょうか?
こちらのカードは《執念の徳目》のショーケース版ですね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
アップキープにリアニメイトと出来事でマイナス修正除去
《執念の徳目》
あなたのアップキープの開始時に、墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
《ロークスワインの嘲笑》
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはー3/ー3の修正を受ける。あなたは2点のライフを得る。
《執念の徳目》はアップキープに墓地にあるクリーチャーをリアニメイトすることができます。あなたの墓地という指定はないので、いづれかの墓地のカードをリアニメイトすることが可能です。
過去のカードでは《債務者の弔鐘/Debtors' Knell》と同様の能力となっています。同じく7マナのカードなので7マナ相当の能力なのでしょう。
《ロークスワインの嘲笑》はソーサリーになって2ライフゲインの付いた《最後の喘ぎ/Last Gasp》です。汎用的なマイナス修正除去になるので取り回しは良さそうです。
かなり昔のデッキですが「誰がために鐘は鳴る(For Whom the Knell Tolls)」という白黒カラーのコントロールデッキがありまして、そこにちょうどフィニッシャーとして《債務者の弔鐘》と除去として《最後の喘ぎ》が採用されていました。
当時の環境デッキに使われたカードが1枚に収まったのが《執念の徳目》というカードになるので、弱いということはないと思います。
《執念の徳目》も過去の実績よろしくコントロールデッキで活躍することが予想できますね。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《執念の徳目》を紹介しました。
除去とフィニッシャーが1枚に収まった強力なカードなので競技環境でも見ることができそうなカードでした。