「エルドレインの森」の《忠義の徳目》を掘り下げてみた

「エルドレインの森」に収録されたカード《忠義の徳目/Virtue of Loyalty》を取り上げたいと思います。

日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。

 

この記事では《忠義の徳目》について触れていきたいと思います。

 

《忠義の徳目》とは

 

《忠義の徳目》は「エルドレインの森」に収録された出来事を持つエンチャントです。レアリティは神話レアです。

「徳目」という名前が付く神話レアの各五色にあるサイクルですね。

エンチャントに出来事のモードが付いた「エルドレインの森」らしいカードとなっています。

 

現在の予約価格は某★ショップ価格で1,000円程度となっています。個人的にはちょっと高いかな?と感じています。まあ、予約価格なので少し高めに設定がされているものとは思いますが。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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2/2、警戒、騎士トークンと全体強化エンチャント

《忠義の徳目》

あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。それらのクリーチャーをアンタップする。

《アーデンベイルの忠義》

警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークン1体を生成する。(その後、このカードを追放する。後で追放領域にあるこのエンチャントを唱えてもよい。)

 

《忠義の徳目》というカードは《忠義の徳目》の当事者が5マナ、《アーデンベイルの忠義》の出来事が2マナのカードとなっています。出来事から当事者と唱えるのが通常運用として想定されたカードですね。

 

《アーデンベイルの忠義》では警戒持ちの2/2のトークンを生成することができます。

インスタントなので瞬速持ちのように扱うことができるので合格でしょうか。

調べたところ2/2/2で瞬速、警戒持ちのクリーチャーは現状存在していません。できるのは《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》くらいでしょうか。2マナとしては最高クラスの能力を持っていると言えます。

他の能力は付いていませんが、クリーチャーのパワーの向上を感じさせる1枚です。

 

《忠義の徳目》では終了ステップにコントロールしているクリーチャーに+1/+1カウンターを置き、さらにアンタップすることができます。

《アーデンベイルの忠義》で生成したクリーチャーは警戒を持っているためアンタップするという効果が発揮されずシナジーがないのは残念なところです。

 

 

類似カードしては《斡旋屋一家の隆盛/Brokers Ascendancy》が挙げられます。

こちらも毎ターン+1/+1カウンターを置くことができます。多色なので3マナと軽いです。

 

 

+1/+1カウンターと警戒の付与だと条件は付きますが《フェリダーの撤退/Felidar Retreat》が比較的近いカードとなっています。

 

神話レアの《忠義の徳目》の当事者側はコストパフォーマンス的には4マナ相当であって欲しいレベルの能力なので、構築で使われるかどうかは若干怪しいと睨んでいます。

アグロ向けのカードなのですが、5マナは少し重いかなぁと。

 

まとめ

この記事では「エルドレインの森」に収録される《忠義の徳目》を紹介しました。

構築の第一線で使われるかは正直分からないところがありますが十分パワーのあるカードなので構築次第では戦えるかなと思っています。

 

 

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