「エルドレインの森」に収録されたカード《三匹の盲目ネズミ/Three Blind Mice》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。
この記事では《三匹の盲目ネズミ》について触れていきたいと思います。
《三匹の盲目ネズミ》とは
《三匹の盲目ネズミ》は「エルドレインの森」に収録された英雄譚です。レアリティはレアです。
詳細は(ボロが出るので)省かせていただきますが、元ネタは「三匹の盲目のねずみ」で作者はアガサ・クリスティ氏です。アガサ・クリスティ氏は探偵小説で有名ですね。
「名探偵コナン」の阿笠博士の名前の元ネタとも言われています。
余談ですが、Ⅱ,Ⅲ章の文章の一部が「コントール」となっていて「ロ」が抜けてしまっていますね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
ネズミトークン、トークンをコピー、全体強化
(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンターを1個加える。Ⅳの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 白の1/1のハツカネズミ・クリーチャー・トークン1体を生成する。
Ⅱ, Ⅲ ― あなたがコントロールしているトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。
Ⅳ ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受け警戒を得る。
《三匹の盲目ネズミ》のⅠ章では1/1のトークンを生成することができます。
Ⅱ、Ⅲ章ではトークンをコピーすることができます。何の準備をせずともⅠ章でトークンは生成されているので1/1トークンを1体ずつ生成することができるでしょう。
ぱっと思いつくのは《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》です。これのコピーをさらに増やすと楽しそうです!
また、《三匹の盲目ネズミ》の自身をトークンにすると自身の効果で自身をコピーすることが可能になります。
現在のスタンダードだと使いやすいのは《完成化した賢者、タミヨウ/Tamiyo, Compleated Sage》が挙げられます。[-3]でコピーを生成すると毎ターンどんどんコピーが生成されていって盤面が大変なことになりそうですね。
他にも《運命に導かれし者、ケイリクス/Calix, Guided by Fate》、《無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer》でも《三匹の盲目ネズミ》のコピートークンを用意することが可能です。
Ⅲ章では自軍全体を強化して警戒を与えることができます。普通に使うと1/1が3体並んでいるはずなので、2/2の警戒を3体並ぶといった形になります。
シナジーがないと《婚礼の発表/Wedding Announcement》に能力的に負けてしまうので、何かしらの事前準備はしておきたいカードですね。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《三匹の盲目ネズミ》を紹介しました。
コピーを作る面白いカードなので、「エルドレインの森」が発売されたら実際に使って遊んでみたいと思いました!