「エルドレインの森」に収録されたカード《神出鬼没のカワウソ/Elusive Otter》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。
さらに9/1(金)からプレリリースですね!MTGアリーナでは9/6(水)から実装されました!
パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-10-04, 4th Place, 3-1」にて《神出鬼没のカワウソ》入りの「ティムール果敢」が入賞していました。
この記事では《神出鬼没のカワウソ》について触れていきたいと思います。
《神出鬼没のカワウソ》とは
《神出鬼没のカワウソ》は「エルドレインの森」に収録された出来事を持つクリーチャーです。レアリティはレアです。
出来事でのクリーチャーの強化と果敢とブロック制限能力を持ったクリーチャーです。
現在の参考価格は150円程度です。発売当初からすこしずつ値段が下降傾向にあり現在は落ち着いた値になったように思います。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
果敢、カウンターの割り振り
《神出鬼没のカワウソ》
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
神出鬼没のカワウソよりパワーが小さいクリーチャーでは、これをブロックできない。
《木立ちの報奨》
あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを対象としてX個分を割り振る。それらの上にその割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。(その後、このカードを追放する。後で追放領域にあるこのクリーチャーを唱えてもよい。)
《神出鬼没のカワウソ》は1/1/1、に果敢というスタッツを持っています。1マナで果敢を持ったクリーチャーは《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》と《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》に続いての3枚目のカードとなります。他には収録されていないようです。
パワーより小さいクリーチャーにはブロックされない能力を持っているのでパワーを上げることでアンブロッカブルとなります。
出来事の面ではX個のカウンターを置くことができます。最近の既存のカードだと《造命物の目覚め/Lifecraft Awakening》が比較的近めなカードになっています。
《木立ちの報奨》は望む数のクリーチャーに割り振ることができるので柔軟性は高いカードですね。
サンプルデッキ:パイオニア/ティムール果敢
パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-10-04, 4th Place, 3-1」という結果を残した「ティムール果敢」のデッキリストになります。
果敢を持つクリーチャーとして《神出鬼没のカワウソ》が追加されて、果敢持ちが3種類になったのでデッキがかなり安定しているように思えます。
また、出来事のモードもカウンターによって強化するシステムなので非常に相性がいい能力デザインだなと感じました。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《神出鬼没のカワウソ》を紹介しました。
「エルドレインの森」のカードは色々なところで環境を壊すことなく絶妙にデッキを強化するようなカードパワーのカードが多いですね。良エキスパンションになっていると思います。