「エルドレインの森」に収録されたカード《退廃的なドラゴン/Decadent Dragon》を取り上げたいと思います。
MTGアリーナでは9/6(水)から「エルドレインの森」が実装されました！
スタンダードの「Standard League 2023-09-18, 5-0」にて《退廃的なドラゴン》入りの「グリクシスミッドレンジ」が入賞していました。
この記事では《退廃的なドラゴン》について触れていきたいと思います。
《退廃的なドラゴン》とは
《退廃的なドラゴン》は「エルドレインの森」に収録された出来事持ちのクリーチャーです。レアリティはレアです。
対戦相手のライブラリーからカードを奪って使うことができる出来事の能力に当事者としてドラゴンが付いてくるという能力です。
現在の参考価格は700円程度となっています。発売当初の時期は2,000円程度とかなり期待されていたカードではありますが、現状そこまで多用されているカードではないため比較的安い価格で推移されているものと思います。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
対戦相手のライブラリートップを奪うドラゴン
《退廃的なドラゴン/Decadent Dragon》
飛行、トランプル
退廃的なドラゴンが攻撃するたび、宝物・トークン１つを生成する。《贅沢な嗜好/Expensive Taste》
対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上にあるカード２枚を裏向きで追放する。それらのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれらを見てもよく、プレイしてもよい。
《退廃的なドラゴン》はマナコスト的に出来事からの当事者のモードとしてスムーズに唱えることができるマナ・コスト構成となっています。
出来事のモードは《贅沢な嗜好》は対戦相手のライブラリーのトップを2枚追放して使用することができる能力です。《眼識の収集/Siphon Insight》系統の能力になっていますが、マナコストの色マナはカードに含まれているものに従う必要があります。奪った土地や《退廃的なドラゴン》で生成した宝物によって色マナを捻出する必要があります。3マナ2ドローに近い高効率であるため若干唱えにくいという制限がついています。
当事者である《退廃的なドラゴン》は4/4/4、飛行、トランプルで攻撃時に宝物を生成することができます。
よく、《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》と比較されているのを見ますが別ものですね。使ってみた感想としては速攻が付いていないので攻撃できる機会が少な目であるため宝物は中々でないです。
サンプルデッキ：スタンダード/グリクシスミッドレンジ
「Standard League 2023-09-18, 5-0」という結果を残したグリクシスミッドレンジのリストになります。
以前から存在していたグリクシスミッドレンジの《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》の枠に《退廃的なドラゴン》が収まったようなスタイルのデッキになっています。
このデッキでは主にハンド・アドバンテージの面で《退廃的なドラゴン》が活躍しているようなリストになっています。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《退廃的なドラゴン》を紹介しました。
発売当初は期待されていたカードですがちょっと減速してきたかなといった印象のカードです。しかしながら、十分強力なカードなので活躍させてあげられるように使い倒したいと思います！
