「エルドレインの森」の《忌まわしき干渉者、アショク》を掘り下げてみた

「エルドレインの森」に収録されるカード《忌まわしき干渉者、アショク/Ashiok, Wicked Manipulator》を取り上げたいと思います。

「MagicCon: Barcelona」の会場パネルにて、『イクサラン:失われし洞窟』『ドクター・フー』予告、そして『エルドレインの森』ファーストルックが開始され、新しい情報が公開され始めました。

この記事では新しく公開された《忌まわしき干渉者、アショク》について触れていきたいと思います。

 

《忌まわしき干渉者、アショク》とは

 

《忌まわしき干渉者、アショク》は「エルドレインの森」に収録された伝説のプレインズウォーカーです。レアリティは神話レアです。

 

 

絵違いイラスト版も公開されています。おとぎ話の絵本に出てきそうなイラストですね。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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ライフ支払いをライブラリートップの追放に置換する常在型能力を持つPW

あなたのライブラリーに支払う点数以上の点数のカードがある間にライフを支払うなら、代わりにあなたのライブラリーの一番上にあるその点数に等しい枚数のカードを追放する。

[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。そのうち1枚を追放し、もう1枚をあなたの手札に加える。

[-2]:「あなたのターンの戦闘の開始時に、このターンにカードが追放領域に置かれた場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。」を持つ黒の1/1のナイトメア・クリーチャートークン2体を生成する。

[-7]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上にあるカードX枚を追放する。Xはあなたがオーナーであり追放領域にあるカードのマナ総量の合計に等しい。

 

常在型能力は言い換えればライフの支払いをライブラリートップの追放に置換する能力になっています。

ライフの支払いで10や20のライブラリーを追放してもほとんどのゲームに影響することはないのでメリット能力ですね。

 

 

スタンダードにおいては《完全化の杖/Staff of Compleation》との相性が非常にいいと噂されています。某大型ショップでは在庫が全て売り切れになったとのツイートもみられました。

《完全化の杖》は能力を起動するに当たってライフの支払が必要な能力ばかりなので新しい《忌まわしき干渉者、アショク》との相性は抜群ですね。マナ加速からの増殖と《忌まわしき干渉者、アショク》をサポートすることもできます。

 

 

《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》との組み合わせも話題になっています。ただ、ライフが50点より少ない場合に起動することができるのかがよく分からないのでリリース・ノート待ちでしょうか。

 

[+1]の能力は2枚のうちから1枚を手札に加えるドロー能力です。おおよそ土地でないカードを手札に加えることができます。プラス能力でアドバンテージが稼げるのは嬉しいですね。

 

[-2]の能力は特殊な能力を持つトークン2体を生成する能力です。複数体のフィニッシャー候補を展開できるようになるので制圧力はかなりあるかなと思っています。1体はチャンプブロック用、1体は育成用にできれば、育成できるトークンがどんどん増えていくことになりそうです。

 

[-7]の能力はプレイヤー1人のライブラリーを追放する奥義です。普通に[+1]の能力を使うだけではライブラリーアウトまで持っていけるかは微妙だと思うので、常在型能力と合わせて追放領域にカードを溜めるサポートが必要になりそうです。

 

まとめ

この記事では「エルドレインの森」に収録される《忌まわしき干渉者、アショク》を紹介しました。

新しいカードが公開され始めて「エルドレインの森」に向けて助走がスタートしたような気がします。これからの情報公開もワクワクですね!

 

 

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