「エルドレインの森」の《アガサの魂の大釜》を掘り下げてみた

「エルドレインの森」に収録されたカード《アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldron》を取り上げたいと思います。

日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。

さらに9/1(金)からプレリリースですね!MTGアリーナでは9/6(水)から実装されました!

パイオニアの「Pioneer League 2023-10-26, 5-0」にて《アガサの魂の大釜》入りの「ジェスカイ隆盛」が入賞していました。

 

この記事では《アガサの魂の大釜》について触れていきたいと思います。

 

アガサの魂の大釜》とは

 

《アガサの魂の大釜》は「エルドレインの森」に収録された伝説のアーティファクトです。レアリティは神話レアです。

 

墓地にあるクリーチャーの起動型能力を他のクリーチャーにも持たせることができるようになる能力を持っているので非常に面白いことができそうですね。

 

 

《アガサの魂の大釜》は発売当初は4,000円程度の価格で推移していましたが、現在は様々なデッキに採用されるようになり現在の参考価格は8,600円程度となっています。

スタンダードでは青単やシミック大釜、モダンでは鱗親和やヨーグモスなどに採用されています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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追放したクリーチャーの起動型能力をクリーチャーに持たせられるように

あなたがコントロールしているクリーチャーの能力を起動するためにマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。

あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているすべてのクリーチャーは、アガサの魂の大釜によって追放されているすべてのクリーチャー・カードのすべての起動型能力を持つ。

(T):墓地にあるカード1枚を対象とする。それを追放する。これによりクリーチャー・カード1枚が追放されたとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。

 

ひとつ目の能力は起動型能力に使うマナを望む色で支払うことができます。

 

ふたつ目の能力が目玉の能力で《アガサの魂の大釜》によって追放されているクリーチャーの起動型能力を、+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーに持たせることができます。様々な能力を持たせることができるので非常に楽しそうです。

 

みっつ目の能力は墓地対策も兼ねるような能力で、墓地のカード1枚を追放することができます。クリーチャーを追放した場合は+1/+1カウンターをクリーチャー1体の上に置くことができます。+1/+1カウンターを置くことができるのである程度は自己完結した能力となっています。

 

サンプルデッキ:パイオニア/ジェスカイ隆盛

 

パイオニアの「Pioneer League 2023-10-26, 5-0」にて《アガサの魂の大釜》入りの「ジェスカイ隆盛」が入賞していました。

 

前回、取り上げた「ジェスカイ隆盛」の記事はこちらです。

 

前回からのデッキのアップデートとして《アガサの魂の大釜》が採用されました。

これによって《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》を追放した場合、《侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion》に能力を付与し墓地の《モックス・アンバー/Mox Amber》(×2枚)を唱えてアンタップを繰り返すというループを行うことができるようになります。

《アガサの魂の大釜》の採用によって、《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》がなくともコンボに入ることができるようになりました。

 

まとめ

この記事では「エルドレインの森」に収録される《アガサの魂の大釜》を紹介しました。

癖の強そうなカードである《アガサの魂の大釜》ですが、様々なコンボに使うことができるので色々な組み合わせで使ってみたいですね!

 

 

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