「イニストラード:真紅の契り」に収録されるカード《婚礼の発表/Wedding Announcement》を取り上げたいと思います。
この記事では《婚礼の発表》について触れていきたいと思います。
《婚礼の発表》とは
《婚礼の発表》は「イニストラード:真紅の契り」に収録されたエンチャントです。レアリティはレアです。
オリヴィア・ヴォルダーレンの結婚式に関するイラストとなっています。吸血鬼の結婚式に人間・トークンが出てくるというが少し面白いですね。
現在の参考価格は3,500円となっています。ローテーション期間が変更されたことによって使える期間が延びたというのも高額化の一因だと考えられます。
直近での上昇は禁止制限告知後のスタンダードにおいて、《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》が禁止されたことで赤系統のデッキが弱体化し他のカラーが台頭しやすくなりました。
そして、白を含むミッドレンジ以降のデッキにはほぼ確実に《婚礼の発表》が採用されるようになったため高騰したように感じます。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
表面:トークン生成とドロー
あなたの終了ステップの開始時に、婚礼の発表の上に招待カウンター1個を置く。このターン、あなたが2体以上のクリーチャーで攻撃していたなら、カード1枚を引く。そうでないなら、白の1/1の人間・クリーチャー・トークン1体を生成する。その後、婚礼の発表の上に3個以上の招待カウンターがあるなら、これを変身させる。
表面の能力はトークン生成とドローの能力です。攻撃したクリーチャーの数によって誘発する能力が変化します。
トークンを3体生成する能力は概ね4マナのカードの効果となっています。トークンは毎ターン1体ずつと能力がややゆっくりなもののコストパフォーマンスが高い能力になっています。
2体以上が攻撃した場合はカードを1枚引くことができます。トークン生成の代わりのドローも強力で盤面がある程度整っている状況ではハンド・アドバンテージを稼いでいくという使い方できます。
3ターンが経過すると裏面へと変身します。
裏面:全体強化
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
裏面は全体強化エンチャントになっています。
全体強化といえば《栄光の頌歌/Glorious Anthem》ですね。3マナ相当のカードとなっています。
表面が4マナ相当、裏面が3マナ相当とすれば合計7マナに近い効果を発揮するカードなので非常にコストパフォーマンスがいい強力なカードだと言えます。
まとめ
この記事では「イニストラード:真紅の契り」に収録されている《婚礼の発表》を紹介しました。
スタンダードで活躍する《婚礼の発表》。使っていてパワーを感じるカードなのでこのカードをお供にまだまだ戦っていきたいと思います!