「時のらせん」に収録されたカード《死せる生》を取り上げたいと思います。
晴れる屋さんの「第24期モダン神決定戦」にて《死せる生/Living End》入りの「リビングエンド」がモダン神に輝きました。
この記事では《死せる生》について触れていきたいと思います。
《死せる生》とは
《死せる生》は「時のらせん」に収録されたソーサリーです。レアリティはレアです。
マナ・コストを持たない「待機」を持つサイクルで、このサイクルはどのカードも過去のカードのリメイクとなっています。
《死せる生》のリメイク元は《生ける屍/Living Death》です。戦場のクリーチャーと墓地のクリーチャーを交換するという強力な能力を持つリアニメイト呪文です。
直近では「指輪物語:中つ国の伝承」の発売に応じて価格が上昇しています。現在の参考価格は3,000円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
マナ・コストのない戦場と墓地のクリーチャーを交換するリアニメイト
死せる生は黒である。
待機 3―(2)(黒)(黒)
各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードをゲームから取り除き、その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げ、その後これによりゲームから取り除かれたすべてのカードを場に出す。
《死せる生》は《生ける屍/Living Death》のリメイクで戦場と墓地のクリーチャーを取り換える効果を持ちます。
通常では待機で唱えることしかできず、待機してから若干のタイムラグのあるカードなので素では使いにくいカードとなっています。
マナ・コストを持たないこの呪文ですが、《暴力的な突発/Violent Outburst》のような「続唱」を持つカードによっては唱えることが可能ということで、アーキタイプとしての「死せる生」の成立に至りました(成立は当時のエクステンデット)。
サンプルデッキ:モダン/死せる生
晴れる屋さんの「第24期モダン神決定戦」にてモダン神に輝いた「リビングエンド」のリストになります。
キーカードになるのは《死せる生》。それを唱えるための《暴力的な突発/Violent Outburst》と《断片無き工作員/Shardless Agent》は2種8枚が採用されています。これによって《死せる生》を踏み倒して唱えることが可能となっています。
サイクリングを持つクリーチャーの枚数は22枚となっています。これらのカードは墓地から蘇生されるファッティとしての役割と「続唱」を持つカードを探すという二つの役割を持っています。
土地サイクリングになりますが「指輪物語:中つ国の伝承」によって《オリファント/Oliphaunt》と《気前のよいエント/Generous Ent》が新たにデッキに加入したのもデッキを大きく強化していそうです。
まとめ
この記事では「時のらせん」に収録される《死せる生》を紹介しました。