「ストリクスヘイヴン:魔法学院」の《厳しい試験官》を掘り下げてみた

「ストリクスヘイヴン:魔法学院」に収録されるカード《厳しい試験官/Strict Proctor》を取り上げたいと思います。

この記事では《厳しい試験官》について触れていきたいと思います。

 

《厳しい試験官》とは

 

《厳しい試験官》は「ストリクスヘイヴン:魔法学院」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。

 

パイオニアでは「アゾリウスロータスフィールド」で《睡蓮の原野/Lotus Field》のデメリット能力を打ち消すために採用されています。

 

 

最近までは100円程度のカードでしたが、2023年6月中旬から価格の上昇がみられ、現在の参考価格は400円程度となっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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戦場に出ることによる誘発型能力を打ち消す

飛行

戦場に出るパーマネント1つが誘発型能力1つを誘発させるたび、その能力のコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消す。

 

2/1/3、飛行のスタッツを持っておりブロッカー性能が比較的高いカードとなっています。

 

持っている主な能力としては戦場に出るパーマネントの誘発型能力を(2)支払わないかぎり打ち消すことができます。

この能力で戦場に出ることによって誘発するメリットがある能力を打ち消すことができます。例えば、パイオニアの緑単信心が対戦相手であれば《茨の騎兵/Cavalier of Thorns》や《ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner》の能力が該当します。

 

 

また、デメリット能力も打ち消すことができます。代表例としては《睡蓮の原野》の土地2つを生け贄に捧げるという能力ですね。

この《厳しい試験官》と《睡蓮の原野》の組み合わせは強力で、コンボといえるレベルにシナジーがあります。

 

サンプルデッキ

 

こちらはパイオニアの「アゾリウスロータスフィールド」のデッキリストです。

MOの「Pioneer Last Chance 2023-07-04, 2nd Place, 5-0」という結果のデッキリストで、同大会で同系アーキタイプと合わせると2位、3位に入賞したという結果になっています。

 

デッキの軸となるのは《睡蓮の原野》で、《厳しい試験官》と《不連続性/Discontinuity》によって爆発的なマナ加速が行えるようになっています。さらにそこから《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》に繋げることによって大量のマナを使うことができるようになります。

多量のマナが使うことができるようになれば、あとは好きなように勝負を決めることができるでしょう。

 

MTGアリーナでは95%程度デッキを再現することができますが、《演劇の舞台/Thespian's Stage》がまだ実装されていないのでアーキタイプとしては弱体化したものとなってしまいます。

 

まとめ

この記事では「ストリクスヘイヴン:魔法学院」に収録される《厳しい試験官》を紹介しました。

《演劇の舞台/Thespian's Stage》が採用されていないバージョンのデッキが活躍したのを目にしたことがありましたが、そこから《演劇の舞台/Thespian's Stage》が採用されるという進化を見られたのはとても面白いことだと思いました。

 

 

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