「ファイレクシア:完全なる統一」の《ウラブラスクの溶鉱炉》を掘り下げてみた

「ファイレクシア:完全なる統一」に収録されたカード《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask's Forge》を取り上げたいと思います。

パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-08-21, 2nd Place, 2-1」にて《ウラブラスクの溶鉱炉》入りの「ラクドス異形化」が入賞していました。

 

この記事では《ウラブラスクの溶鉱炉》について触れていきたいと思います。

 

《ウラブラスクの溶鉱炉》とは

 

《ウラブラスクの溶鉱炉》は「ファイレクシア:完全なる統一」に収録されたアーティファクトです。レアリティはレアです。

 

 

毎ターン歩く火力が生成されるアーティファクトです。ターンを追うごとにどんどんサイズアップしていきます。

 

 

発売当初は注目されていたものの現在はあまり使われていません。現在の参考価格は200円程度となっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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毎ターン歩く火力を生成するアーティファクト

あなたのターンの戦闘の開始時に、ウラブラスクの溶鉱炉の上に油カウンター1個を置く。その後、トランプルと速攻を持つ赤のX/1のファイレクシアン・ホラー・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xはウラブラスクの溶鉱炉の上にある油カウンターの個数に等しい。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。

 

《ウラブラスクの溶鉱炉》はあなたのターンの戦闘の開始時に《ウラブラスクの溶鉱炉》に置かれている油カウンターの数に等しいパワーを持つ歩く火力を生成することができます。

1/1→2/1→3/1→4/1→……のようにターンの経過に従ってどんどんサイズアップしていきます。

 

ロングゲームになるほど強くなるカードです。破壊されなければ勝つという対コントロール性能の高いアーティファクトです。

 

トークンを生け贄に捧げるのは終了ステップの開始時なので戦闘で生き残ったトークンを生け贄の弾にするなど活用することも可能です。トークンは歩く火力という性質上ブロックしても損なことが多いので生き残りやすいです。

 

サンプルデッキ:パイオニア/ラクドス異形化

《ウラブラスクの溶鉱炉》はパイオニアの「ラクドス異形化」に採用されています。

 

 

Pioneer Preliminary 2023-08-21, 2nd Place, 2-1」という結果を残したリストになります。

「ラクドス異形化」はトークン展開して攻勢を仕掛けながら《異形化/Transmogrify》によって《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》にジャンプするという仕掛けを持ったコンボ搭載型のミッドレンジデッキです。

 

《ウラブラスクの溶鉱炉》は対コントロール性能の高い置き物としての役割と《異形化》の弾という二つの役割をこなします。

 

まとめ

この記事では「ファイレクシア:完全なる統一」に収録される《ウラブラスクの溶鉱炉》を紹介しました。

《ウラブラスクの溶鉱炉》は地力はかなり高いカードだと思っているのでこれからの活躍にも期待したいですね。スタンダードでの活躍にも注目していきたいところです。

 

 

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