「ミラディン」に収録されたカード《爆片破/Shrapnel Blast》を取り上げたいと思います。
《爆片破》は近日中2023年7月18日にMTGアリーナに実装される予定で、「エクスプローラー・アンソロジー3」に収録されることが決まっています。
この記事では《爆片破》について触れていきたいと思います。
《爆片破》とは
《爆片破》は「ミラディン」に収録されたインスタントです。レアリティはアンコモンです。
アーティファクトを爆弾として相手にダメージを与えるカードとなります。
MTGアリーナに実装されるのは「基本セット2015」のバージョンです。
《爆片破》は下記のように何度か再録されたカードになります。
- ミラディン
- 基本セット2015
- Modern Masters
現在の参考価格は400円程度となっています。アンコモンなので比較的入手しやすいカードですがワンコイン一歩手前なので少し高く感じますね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
アーティファクトを投げ飛ばして5点ダメージ
爆片破を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを１つ生け贄に捧げる。
クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。爆片破はそれに５点のダメージを与える。
《爆片破》は追加コストとしてアーティファクトを生け贄に捧げることで、クリーチャーかプレイヤーに5点のダメージを与えることができます。
プレイヤーにも飛ばすことができる5点火力というのは比較的珍しい部類に入ります。5点のダメージはかなり高威力なカードであって、思わぬライフ点数から急にプレイヤーのライフを削りきることができます。
サンプルデッキ：パイオニア/魂込めビートダウン
《爆片破》はパイオニアの「魂込めビートダウン」に採用されています。
「チャンピオンズカッププレミアム予選 in 晴れる屋TC東京 - 2023/4/9 Top8」という結果を残したリストになります。
「魂込めビートダウン」は《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》のようなカードで大型のアーティファクト・クリーチャーを生成して速やかに殴り切るデッキとなっています。《アーティファクトの魂込め》はデッキ名にもなっていますね。《アーティファクトの魂込め》は《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》に付けると破壊不能の5/5ができあがり非常に強力で一種のコンボといえるでしょう。
基本的には《アーティファクトの魂込め》と《爆片破》を主軸としているためイゼットカラーのデッキになっています。
これらでアグロ攻勢をかけた後にプレイヤー本体に《爆片破》を打ちゲームを〆るのが基本戦術です。
《マナの合流点/Mana Confluence》、《産業の塔/Spire of Industry》、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》が採用されているため多色化が容易になっています。
このデッキは白青黒赤の4色のデッキとなっています。《思考囲い/Thoughtseize》の2枚採用が特徴的なリストですね。
大会が開催されたのが2023年4月9日と最近のリストではありませんので、このデッキも最新のカードを取り入れて改良することができるかもしれません。
まとめ
この記事では「ミラディン」に収録される《爆片破》を紹介しました。
「エクスプローラー・アンソロジー3」に収録されて《爆片破》はMTGアリーナに実装されることになります。これによって「魂込めビートダウン」はデッキのパーツが大体揃うことになるので、エクスプローラーでもデッキの可能性を探ることができるようになったので試してみたいですね！
