「機械兵団の進軍」の《過去と未来の剣》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍」に収録されるカード《過去と未来の剣/Sword of Once and Future》が新しく公開されました。

この記事では《過去と未来の剣》について触れていきたいと思います。

 

《過去と未来の剣》とは

 

《過去と未来の剣》は「機械兵団の進軍」に収録される装備品です。レアリティは神話レアです。

《〇〇と〇〇の剣》サイクルとしては9本がすでに収録されており、今回の《過去と未来の剣》は最後の一振りとなります。

墓地利用という「過去」を利用した能力と、諜報という「未来」を操作する能力が合わさったカード名となっていて、フレーバーに富んでいます。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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プロテクション

装備しているクリーチャーは+2/+2の修正を受け、プロテクション(青)とプロテクション(黒)を持つ。

装備しているクリーチャーのパワー・タフネス修正は他の《〇〇と〇〇の剣》サイクルと同じく+2/+2となっています。

プロテクション(青)によって青の妨害呪文、特にバウンスには強くなります。ただし、この装備品自体をバウンスされてしまうと装備しているクリーチャーも元の状態に戻ってしまうのでその点は注意です。

プロテクション(黒)では黒の除去スペルに強くなるのは大きいでしょう。また、プロテクションなのでその色のクリーチャーにはブロックされないため、《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》のような大型のブロッカーや《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》のようなブロックされたくないクリーチャーを無視できるのは大きなメリットです。

 

過去と未来

装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、諜報2を行う。その後、あなたの墓地からマナ総量が2以下でありインスタントやソーサリーである呪文1つを、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。

戦闘ダメージを与えるたび、諜報2と2マナ以下のスペルを唱えてもよい能力となっています。

 

 

やっていることは《任務説明/Mission Briefing》に近いです。黒要素は薄目で青の能力の範疇ですね。《過去と未来の剣》の能力は2マナ以下のスペルに限定される分、マナ・コストを踏み倒せるようになっています。

 

 

 

スタンダードでは《僧院の導師/Monastery Mentor》も再録されたので、インスタントやソーサリーを多数唱えていくデッキを組んでみても面白そうです。《第三の道の偶像破壊者/Third Path Iconoclast》と合わせて白青赤のジェスカイカラーにしてもよいでしょう。あと、この人たちイラストの構図が似ていてるので意識しているように感じますね。

 

また、墓地からスペルを唱える能力はインスタントやソーサリーが強い下環境に行くほど、費用対効果はよくなっていくでしょう。一方、下環境では装備コストが重く感じることもあるかもしれません。

 

 

待機を持つ強力な呪文を踏み倒してもいいでしょう。

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《過去と未来の剣》を紹介しました。

インスタントやソーサリーが多いほど使いやすい能力になっているので、スタンダードでは《僧院の導師/Monastery Mentor》と組み合わせてデッキを作ってみたいですね。

スタンダードで使ってみたいカードの1枚でした。

 

 

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