「機械兵団の進軍」の《太陽降下》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍」に収録されるカード《太陽降下/Sunfall》を取り上げたいと思います。

この記事では《太陽降下》について触れていきたいと思います。

 

《太陽降下》とは

 

《太陽降下》は「機械兵団の進軍」に収録されたソーサリーです。レアリティはレアです。

イラストに描かれているのは《光輝の夜明け、ヘリオッド/Heliod, the Radiant Dawn》の裏面でファイレクシアンとなった《歪んだ日食、ヘリオッド/Heliod, the Warped Eclipse》ですね。

 

現在の価格は発売当初から400~500円程度で推移しています。コントロール系などの特定のデッキに入るカードで、どんなデッキにも入る訳ではないので、打倒な金額になっていると思います。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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全体追放除去にトークンのおまけ付き

すべてのクリーチャーを追放する。培養Xを行う。Xはこれにより追放されたクリーチャーの数に等しい。(培養器・トークン1つを、「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャーに変身する。)

 

5マナの全体除去ということでよくあるスペックを持っています。

他の5マナの全体除去と比較しながらこのカードを見ていきましょう。

 

 

追放しているクリーチャーの数分の恩恵を受けられるということで、《燻蒸/Fumigate》に近いデザインがされています。

 

 

《太陽降下》は全体除去を行った後にクリーチャーのおまけが付いてくるということで、《次元の激高/Planar Outburst》にかなり近い効果を持っていると思いました。こちらの《次元の激高》は分割支払いができるようになっていないので、使い勝手は《太陽降下》に軍配が上がるでしょう。

 

《太陽降下》は追放除去ということでクリーチャーの死亡時の誘発効果を誘発させずに除去することができます。現環境では、《燃え立つ空、軋賜/Atsushi, the Blazing Sky》、《夜明けの空、猗旺/Ao, the Dawn Sky》、《碑出告と開璃/Hidetsugu and Kairi》などの死亡時誘発のドラゴン達をよく見かけるので、対策としてはバッチリではないでしょうか。

 

直近、《太陽降下》はStandard Challenge(32 2023-04-22)において3rdになったジェスカイコントロールに採用実績があります。全体除去にフィニッシャーが付いてくるということで、コントロールには非常に相性のいいカードです。今後もみることは多くなりそうです。

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《太陽降下》を紹介しました。

コントロールと非常に相性がよく、活躍が期待される《太陽降下》。《告別/Farewell》と使い分けながら使っていきたいですね!

 

 

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