「機械兵団の進軍」に収録されるカード《僧院の導師/Monastery Mentor》が新しく公開されました。
この記事では《僧院の導師》について触れていきたいと思います。
《僧院の導師》とは
《僧院の導師》は「機械兵団の進軍」に収録されるクリーチャーです。レアリティは神話レアです。
2015年1月に発売された「運命再編」に初収録されたクリーチャー・カードの再録となります。
非常に強力なカードで、発売当初から活躍したカードです。このカードを中心に据えた中速デッキは「メンター」と呼ばれています。このカード名称の英語名《Monastery Mentor》からデッキ名が取られています。このカード自体も「メンター」と呼ばれて愛されている強力なカードです。
現在の参考価格は500円くらいです。既にパイオニア環境で使用可能ですがあまり使われていないので、下環境需要はほぼないと考えていいでしょう。値上がるとしたらスタンダード需要になると思いますが、最大でも1000円くらいになるのではないでしょうか。
果敢とトークン生成能力
果敢
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
このカードは呪文を唱えるたびにトークンを生成することができます。自分の戦場にトークンを生み出すことができるので、横にトークンを多数展開した面の圧力で攻めていくことができます。トークン自体も果敢を持っているので火力がどんどん上がっていくのも強力な要素です。
クリーチャー・トークンを生成するというところから対戦相手の唱える生け贄呪文への耐性もあります。《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》のようなカードには強いデザインとなります。「ファイレクシア:完全なる統一」の《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》にはやられてしまうので注意です。
クリーチャーでない呪文を唱えるたびにトークンを生成することができるので、「機械兵団の進軍」から新しく加わった「バトル」カードでもトークンを生成することができるのも強みのひとつですね。
軽量の呪文と相性がよく、下環境になるほど強く使えるカードになっています。軽量で優秀なドロー呪文で手札を整えつつ、盤面を強化していくことができます。
コントロールのサイドボードとしても優秀なカードです。サイド後に対戦相手のデッキから除去呪文が減っているところに投入され、除去を打たれにくく生き残りやすくなっているので1枚でゲームを終わらせることができるカードです。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《僧院の導師》を紹介しました。
《僧院の導師》は非常に強力なカードであり、その能力を活かすことができればゲームの流れも大きく変えることができます。
当時から《僧院の導師》は非常に強力なカードで、今回のセットに再録されて嬉しいですね。当時の《僧院の導師》を使うデッキを愛用していたプレイヤーも、今のスタンダードでデッキを再現してみても面白いと思います。