「機械兵団の進軍」の新システム「バトル」を持つ《Invasion of Zendikar》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍」に収録されるカード《Invasion of Zendikar》が新しく公開されました。

「バトル」であるカードが公開されたのはこれが初めてとなります。

この記事では《Invasion of Zendikar》について触れていきたいと思います。

 

《Invasion of Zendikar》とは

 

《Invasion of Zendikar》は「機械兵団の進軍」に収録される「バトル」の「Siege」であるカードです。表面は「バトル」、裏面はクリーチャーの《Awakened Skyclave》ですね。レアリティはアンコモンとなっています。

「バトル」であるカードはこのカードが初公開となります。

 

 

「バトル」のカードタイプが存在すること自体は一足先に《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》に記されていましたね。

 

現段階では「バトル」であるカードがすべて両面カードなのかどうか分かりませんが、「Siege」のタイプを持つ「バトル」に関しては両面カードになっていそうですね。裏面が全てクリーチャーなのか、ソーサリーなどの他のタイプなのかはまだ分かっていません。

「Siege」は日本語に訳すと、「包囲」、「攻城」、「籠城」のような意味合いとなります。城攻めすることによって報酬として恩恵を得られるというフレーバーでしょうか。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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表面:《Invasion of Zendikar》は《爆発的植生》の亜種

 

(Siege が出るに際し、これを守る対戦相手を1人選ぶ。あなたとそれ以外のプレイヤーはこれを攻撃できる。これが倒されたとき、これを追放し、その後これを変身させた状態で唱える。)

これが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

 

《Invasion of Zendikar》の右下には「Siege」カウンター?の度数が記されていて、攻撃を通してこれを削り切ると裏面に変身させた状態で唱えることができるようです。

下段の能力は《爆発的植生/Explosive Vegetation》の亜種ですね。

 

 

「オンスロート」初収録で「タルキール龍紀伝」、「コンスピラシー:王位争奪」にも再録されたカードです。

《爆発的植生》にはサイクリングやキッカーのようなメリットが付いた亜種はいくつか存在しますが、今回の《Invasion of Zendikar》はこれらの中でも比較的強い部類に入りそうです。

 

裏面:《Awakened Skyclave》は4/4、警戒、速攻のマナクリ

 

警戒、速攻

これが戦場にあるかぎり、これは他のタイプに加えて土地でもある。

(T):好きな色のマナ1点を加える。

 

裏面は4/4、警戒、速攻でそこそこ大きいサイズのクリーチャーです。マナ・クリーチャーとしても使えるので汎用性は高そうです。

余談ですが、警戒、速攻のどちらも持つ4/4のクリーチャーはほとんどいなくて、通常セットで収録されたクリーチャーでは《探索する獣/Questing Beast》くらいしかいません。

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《Invasion of Zendikar》を紹介しました。

今回の「バトル」カードにしてもアンコモンにしては能力が強いと感じたので、これからの新「バトル」カードにも期待が持てますね。レアや神話レアの「バトル」がどんなカードになのか楽しみです。

 

 

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