「機械兵団の進軍」の《アラーラへの侵攻》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍」に収録されたカード《アラーラへの侵攻/Invasion of Alara》を取り上げたいと思います。

スタンダードの「Standard Challenge 32 2023-09-09, 1st Place, 6-0」にて《アラーラへの侵攻》入りの「《アラーラへの侵攻》コンボ(タヌキ続唱(仮))」が入賞していました。

 

この記事では《アラーラへの侵攻》について触れていきたいと思います。

 

《アラーラへの侵攻》とは

 

《アラーラへの侵攻》は「機械兵団の進軍」に収録される装備品です。レアリティはレアです。

 

現在の参考価格は300円程度となっています。この《アラーラへの侵攻》を採用したデッキが活躍したこともあり、これからいくらかの価格の上昇が期待できる1枚となっています。

 

効果はぱっと見ではなんだか分かりませんね。

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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続唱!裏面は色々!!

《アラーラへの侵攻/Invasion of Alara》

アラーラへの侵攻が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から、マナ総量が4点以下であり土地でないカード2枚が追放されるまで1枚ずつ追放していく。あなたはそれらのカード2枚のうち1枚を、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その中の1枚をあなたの手札に加える。その後、これにより追放されてそれらでないカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

《大渦の目覚め/Awaken the Maelstrom》

大渦の目覚めはすべての色である。
プレイヤー1人を対象とし、対戦相手1人がコントロールしているパーマネント1つを対象とする。その前者のプレイヤーはカード2枚を引く。あなたはあなたの手札にあるアーティファクト・カード1枚を戦場に出してもよい。あなたがコントロールしているパーマネント1つのコピーであるトークン1つを生成する。あなたがコントロールしているクリーチャー1体か2体か3体に、+1/+1カウンター3個を割り振って置く。その後者のパーマネントを破壊する。

 

《アラーラへの侵攻》は戦場に出たときに続唱のような能力を行う効果を持っています。2枚探して1枚は手札にという特殊な感じです。

続唱なのでデッキ構築によっては特定のカードを確実に唱えることも可能です。後ほどサンプルデッキを紹介します。

 

《大渦の目覚め》は2枚ドロー、アーティファクトの踏み倒し、パーマネントのコピー生成、+1/+1カウンター3個、パーマネント破壊ができます。

効果が多すぎて一度では覚えられないですね、これ。

耐久値が7もあり5色のバトルカードということで裏面の能力は強力です。

 

サンプルデッキ:スタンダード/タヌキ続唱(仮)

《アラーラへの侵攻》は「タヌキ続唱(仮)」に採用されています。

 

 

Standard Challenge 32 2023-09-09, 1st Place, 6-0」という結果を残したリストになります。

デッキの内容としては《アラーラへの侵攻》をプレイして、《木苺の使い魔/Bramble Familiar》を踏み倒して高マナ域のカードをさらに踏み倒していくというコンボデッキになります。

個人的にはネタデッキのような見た目をしていて一部話題になっていましたが、まさか競技大会で結果を残すことになるとは思いませんでした。

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《アラーラへの侵攻》を紹介しました。

ここにきてコンボデッキとして成立したのはとても面白いですね。とても豪快な能力を持っているので是非プレイしてみたいカードです。

 

 

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