「機械兵団の進軍」に収録されるカード《深根の道探し/Deeproot Wayfinder》を取り上げたいと思います。
この記事では《深根の道探し》について触れていきたいと思います。
《深根の道探し》とは
《深根の道探し》は「機械兵団の進軍」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。
MOの「Standard Challenge」で優秀な成績を残していたリストに採用されていたので今回取り上げてみました。（Standard Challenge 32 2023-07-01, 3rd Place, 5-0）
「機械兵団の進軍」発売当初は注目されたカードではあったものの、特に活躍しているという実績のあったカードではないので、現在の参考価格は100円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
戦闘ダメージで諜報とマナ加速
深根の道探しがプレイヤーやバトルのうち１つに戦闘ダメージを与えるたび、諜報１を行う。その後、あなたはあなたの墓地にある土地・カード１枚をタップ状態で戦場に戻してもよい。（諜報１を行うとは、「あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を見る。そのカードをあなたの墓地に置いてもよい。」ということである。）
プレイヤーやバトルに戦闘ダメージを与えるたび、諜報１と、墓地の土地を戦場に出す能力を持っています。
やっていること自体は戦闘ダメージを与えるとマナ加速するということなので、ミッドレンジやランプ系のデッキと相性がよさそうです。このクリーチャーが2マナの軽量のクリーチャーであることと、攻撃が必要になっているのでミッドレンジがその中でも比較的相性がよいでしょうか。
特に何もシナジーがなくデッキを構築した場合は、24/60くらいの確率で土地を諜報によって墓地に送ることができて、さらに戦場に出せてラッキーというカードになります。
そのため、他にも切削などの墓地を肥やす手段を持っているカードをデッキに入れたりとか、「神河：輝ける世界」のフェッチランドだったり魂力土地を使ってみるなどの工夫が必要になりそうです。
サンプルデッキ
MOの「Standard Challenge 32 2023-07-01, 3rd Place, 5-0」という結果を残したデッキリストです。
《深根の道探し》の能力を安定させるために《土建組一家の監督所/Riveteers Overlook》が4枚採用されているのが特徴的なリストになっています。
ランプ後のマナの使い先としては《シェオルドレッド/Sheoldred》や2種類のプレインズウォーカーとなっています。サイドボードには《多元宇宙の突破/Breach the Multiverse》が採用されています。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《深根の道探し》を紹介しました。
あまり目立っていなかったカードですが、新しい構築が発見されて日の目を見るようになるのはとても面白いですね。
