「機械兵団の進軍:決戦の後に」の《運命に導かれし者、ケイリクス》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されるカード《運命に導かれし者、ケイリクス/Calix, Guided by Fate》を取り上げたいと思います。

この記事では《運命に導かれし者、ケイリクス》について触れていきたいと思います。

 

出典:twitter

 

《運命に導かれし者、ケイリクス》とは

 

《運命に導かれし者、ケイリクス》は「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されるクリーチャーです。レアリティは神話レアです。

 

 

《ケイリクス》は「テーロス還魂記」に収録された《運命の手、ケイリクス/Calix, Destiny's Hand》がいますね。当時はプレインズウォーカーでしたが、今回のストーリーの中でプレインズウォーカーの灯を失ったようです。

 

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強化&コピー

星座 ー 運命に導かれし者、ケイリクスやこれでないエンチャント1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。

運命に導かれし者、ケイリクスや、あなたがコントロールしていてオーラがついているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはあなたがコントロールしていて伝説でないエンチャント1つのコピーであるトークン1つを生成してもよい。これは毎ターン1回しか行えない。

 

星座での強化能力と、戦闘ダメージを与えるたびにエンチャントを増やす能力を持っています。

 

 

星座能力の方は《二柱に愛されしユートロピア/Eutropia the Twice-Favored》に近い能力ですね。ちなみに能力自体は《二柱に愛されしユートロピア》の方が飛行の付与も付いているのでちょっと強いです。

《運命に導かれし者、ケイリクス》はエンチャントでもあるので、戦場に出たときに3/3と十分なスタッツがある点はポイントです。すぐ火力の範囲外に出られるのも強力。

 

スタンダードでは星座の能力は少し強い程度の能力になっていて、エンチャント1つのコピーを作る能力の方がメインと言えるでしょう。

戦線強化であれば《婚礼の発表》、除去であれば《骨化》など、コピーしたい強力なカードは多いです。

 

 

《調和の織り手/Weaver of Harmony》も相性のいいカードで、ロード能力を持っており、地上をガチガチに固めることができそうです。《運命に導かれし者、ケイリクス》自身もエンチャントなので、そのコピー能力をコピーするといった芸当も可能です。

 

スタンダード:サンプルデッキ(2023/05/13追記)

スタンダードでは《運命に導かれし者、ケイリクス》を使ったセレズニアエンチャントデッキが流行し始めたので紹介します。

 

 

Bo1では以前から存在したセレズニアエンチャントのデッキに《運命に導かれし者、ケイリクス》と《テーロスへの侵攻》を加えたデッキが流行し始めました。

エンチャントをプレイするたびに+1/+1カウンターを置くことができるカードが計3種類となったので、安定性と爆発力を手に入れた形となりました。

 

 

Bo3では《婚礼の発表》などを採用してラクドスやグリクシス対面を意識した構成のセレズニアエンチャントデッキが勝率が高かったと報告がありました。

@crokeyz氏のtwitterより)

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録される《運命に導かれし者、ケイリクス》を紹介しました。

セレズニアエンチャントデッキを強化できるカードなのでアーキタイプとして隆盛してくるか活躍に期待です!

 

 

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