「機械兵団の進軍」に収録されるカード《大天使エルズペス/Archangel Elspeth》が新しく公開されました。
この記事では《大天使エルズペス》について触れていきたいと思います。
《大天使エルズペス》とは
《大天使エルズペス》は「機械兵団の進軍」に収録されるプレインズウォーカーで、4マナで初期忠誠度は4、3つの忠誠度能力を持っています。
レアリティは神話レアです。能力はそこまで派手ではありませんので中堅どころのプレインズウォーカーとして活躍しそうです。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
４マナで初期忠誠度は4
《大天使エルズペス》は4マナで初期忠誠度は4ということで自衛もできる良プレインズウォーカーといった立ち位置になっています。似たプレインズウォーカーとしてはペス自身が挙げられます。
「アラーラの断片」の《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》は似た能力を持ったプレインズウォーカーです。トークンの生成、クリーチャーの強化、奥義と本人だからか非常に似通っています。
スタンダードでは《放浪皇/The Wandering Emperor》と比較されることが多くなりそうです。
《放浪皇》とは性能がだいぶ違うので使われ方が異なるため競合することは少なそうですが、どちらかを採用したいという場面はありそうです。
《大天使エルズペス》はアグロ向き、《放浪皇》はミッドレンジ以降のデッキに向いた能力になっています。
《放浪皇》の方が盤面干渉能力が高いので《放浪皇》の方がみる機会は多そう。
[+1]：トークンを生成
絆魂を持つ白の1/1の兵士・クリーチャー・トークン1体を生成する。
《大天使エルズペス》は忠誠度能力のプラスで自衛できるプレインズウォーカーは非常に硬いため、相手をするには厄介です。
戦場に出てくるトークンが兵士であるため、兵士デッキのサイドボードにはぴったりなカードではないでしょうか。
単体除去の増えるサイドボード後のゲームでは除去されにくいプレインズウォーカーである《大天使エルズペス》は圧力として期待できます。
生成されるトークンは兵士であるため、兵士を横並びにすることでメリットのあるカードと強いシナジーを持ちます。
[-2]：クリーチャーを強化
クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター２個を置く。それは他のタイプに加えて天使になり飛行を得る。
カウンターを与えての強化と、天使と飛行にする能力です。天使と飛行にする能力は飛行・カウンターなどを置くわけではなく覚えておかなければならないので、紙でプレイする際には気を付けなければ忘れそうです。
強化はまあまあ強いですが、[-2]はややコストが重いかなという印象を受けます。
[-6]：3マナ以下のパーマネントをリアニメイト
あなたの墓地にありマナ総量が３以下であり土地でないすべてのパーマネント・カードを戦場に戻す。
墓地の3マナ以下のパーマネントを戻せるので、奥義までに除去されてしまったクリーチャー群を戻せるという立ち位置の能力です。スタンダードではわざわざ自分から墓地にクリーチャーを落としてリアニメイトするといった使い方はされなそう。
強すぎず、弱すぎずいい塩梅の奥義だと感じました。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《大天使エルズペス》を紹介しました。
その能力はコントロールに強いプレインズウォーカーという印象を受けましたので、アグロデッキに向いたカードですね。特にサイドボードからの活躍が期待できそうです。
