「カルロフ邸殺人事件」の《蒸気核の学者》を掘り下げてみた

「カルロフ邸殺人事件」に収録されたカード《蒸気核の学者/Steamcore Scholar》を取り上げたいと思います。

 

2月9日発売のスタンダードセット『カルロフ邸殺人事件』デビュー番組が配信されました。

そこで複数のカードが公開されています。

 

この記事では《蒸気核の学者》について触れていきたいと思います。

 

《蒸気核の学者》とは

 

《蒸気核の学者》は「カルロフ邸殺人事件」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。

戦場に出たときにルーティングするに近い能力を持つフライヤーです。

 

現在(2024/01/21)の参考予約価格は某★ショップで580円程度となっています。現状はそこそこの価格で使えなくもないといった価格評価だと感じました。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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戦場に出たときルーティング相当を行えるフライヤー

飛行、警戒

蒸気核の学者が戦場に出たとき、カード2枚を引く。その後、あなたがインスタントやソーサリーであるカード1枚か飛行を持つクリーチャー・カード1枚を捨てないかぎり、カード2枚を捨てる。

 

《蒸気核の学者》は3/2/2、飛行、警戒というスタッツのクリーチャーです。

タフネスが2しかないので警戒を持っていてもブロッカーとしては若干心もとないですね。

 

戦場に出たときにカード2枚を引き、インスタントやソーサリーか飛行持ちのクリーチャーを捨てないかぎり2枚のカードを捨てます。2枚引いた後に捨てるカードを選べるというのも少し嬉しいポイントですね。

 

 

《知識の渇望/Thirst for Knowledge》系統の能力を持っており、条件を達成することができればハンドアドバンテージを得ることができます。

 

twitter上では《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》のⅠ章、Ⅱ章に近い能力なため、強力なクリーチャーであるという声も見受けられます。これについてはかなり別物であると個人的には考えています。《鏡割りの寓話》を扱うミッドレンジデッキにこのカードが入るかと言われるとかなり疑問です。

 

また、パイオニアのイゼットフェニックスとも一見相性が良さそうではありますが、クリーチャーであるという点と3マナという重さからあまり採用したいカードではないように思えます。

 

《魂剥ぎ/Soulflayer》系列のデッキでは飛行と警戒を持っているルーターであることから採用の余地があるかもしれません。

 

まとめ

この記事では「カルロフ邸殺人事件」に収録される《蒸気核の学者》を紹介しました。

個人的には若干カードパワーが抑え目であると感じる一方で、スタンダード程度のパワーであれば採用できる可能性を秘めているクリーチャーであると感じました。

 

 

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