「カルロフ邸殺人事件」に収録されたカード《名うての殺人鬼、虐殺少女/Massacre Girl, Known Killer》を取り上げたいと思います。
2月9日発売のスタンダードセット『カルロフ邸殺人事件』デビュー番組が配信されました。
そこで複数のカードが公開されています。
この記事では《名うての殺人鬼、虐殺少女》について触れていきたいと思います。
《名うての殺人鬼、虐殺少女》とは
《名うての殺人鬼、虐殺少女》は「カルロフ邸殺人事件」に収録された伝説のクリーチャーです。レアリティは神話レアです。
「虐殺少女/Massacre Girl」の過去の登場カードとしては下記のようなカードがあります。
《虐殺少女/Massacre Girl》
現在(2024/01/27)の参考予約価格は某★ショップで1,680円程度となっています。スタンダードであまりスタンダードでは活躍できなさそうであり、現状も神話レアとしては安価ではありますが、能力のわりには少しだけ高めに評価されているように感じました。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
自軍のクリーチャーが委縮を持ち、対戦相手のタフネスが1より低いクリーチャーが死亡するたび1枚引くクリーチャー
威迫
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは萎縮を持つ。(それらはクリーチャーにー1/ー1カウンターの形でダメージを与える。)
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、それのタフネスが1よりも小さい場合、カード1枚を引く。
《名うての殺人鬼、虐殺少女》は4/4/4、威迫を持つクリーチャーです。
4マナだと《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》とスタッツを比較されてしまうのは辛いところですね。
能力はあなたがコントロールしているすべてのクリーチャーが萎縮を持つという能力ですね。
「萎縮/Wither」はシャドウムーアとイーブンタイドのブロックで登場したキーワード能力です。登場したのが2008年というのに加えて、ほとんど他のブロックで再録されていない能力であることから知っている方も少ないかもしれません。
萎縮は「それらはクリーチャーにー1/ー1カウンターの形でダメージを与える。」という能力です。
戦闘ダメージを与えることがなくなるので《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》のようなクリーチャーの能力が戦闘では誘発しなかったりといった点は注意が必要になります。
もうひとつの能力は「対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、それのタフネスが1よりも小さい場合、カード1枚を引く。」という能力です。
《名うての殺人鬼、虐殺少女》が持つ萎縮を持たせる能力と相互作用があり、戦闘で倒したクリーチャーの数分カードを引くことができるようになります。
全体を通してみるとクリーチャーでの戦闘によって能力を発揮する能力を2つ持っているため、クリーチャーを主体としてデッキに組み込むとよさそうです。
まとめ
この記事では「カルロフ邸殺人事件」に収録される《名うての殺人鬼、虐殺少女》を紹介しました。
前回の《虐殺少女/Massacre Girl》のようにリセットスペルではなく、アグロ系のデッキに合いそうな今回の《名うての殺人鬼、虐殺少女》はどのような活躍をするのか今から楽しみですね!