「カルロフ邸殺人事件」に収録されたカード《カイロックスの電位闊歩機/Kylox's Voltstrider》を取り上げたいと思います。
2月9日発売のスタンダードセット『カルロフ邸殺人事件』デビュー番組が配信されました。
そこで複数のカードが公開されています。
この記事では《カイロックスの電位闊歩機》について触れていきたいと思います。
《カイロックスの電位闊歩機》とは
《カイロックスの電位闊歩機》は「カルロフ邸殺人事件」に収録されたアーティファクト・機体です。レアリティは神話レアです。
現実にも存在するちょっとキモイ四足歩行ロボットと同じような見た目をしているイラストになっています。
現在(2024/01/30)の参考予約価格は某★ショップで780円程度となっています。価格からみれば神話レアとしてはかなり適正な価格になっているように感じました。このくらいから活躍によって上下していくことになりそうですね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
証拠収集でクリーチャー化し、攻撃するたび証拠収取したいスペルを唱えてもよい機体
証拠収集6を行う:ターン終了時まで、カイロックスの電位闊歩機はアーティファクト・クリーチャーになる。
カイロックスの電位闊歩機が攻撃するたび、これにより追放されているカードの中からインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えてもよい。その呪文が墓地に置かれるなら、代わりにそれをオーナーのライブラリーの一番下の置く。
搭乗2
《カイロックスの電位闊歩機》は3/4/4となる機体です。機体であるため元からクリーチャーであるカードと比較するとスタッツはやや高めに設定されています。
通常の機体としてのクリーチャー化の手段である搭乗コストはパワー2以上となっています。
それに加えて証拠収集6を行うことでもクリーチャー化することができます。証拠収集は「あなたの墓地にあるカードを、マナ総量の合計がN以上になるように選んで追放する」という能力になっています。墓地に溜まっているカードを追放することでクリーチャー化できるということですね。
マナコストが6必要になってくるのでこの能力によって頻繁にクリーチャー化させるには何かしらの工夫が必要です。切削などを活用するほかに、今回収録されている分割カードを利用するといった方法が考えられます。分割カードは各部分のマナ・コストの和となります。
そしてメインとなる能力はこれが攻撃するたびに、追放されているインスタントやソーサリーである呪文を1つ唱えてもよく、それが墓地に置かれるなら代わりにそれをオーナーのライブラリーの一番下に置くという能力です。
その呪文のマナ・コストを支払う必要があるという点は気を付けておかなければならないポイントですね。
この機体は機体であるにも関わらず搭乗するためのクリーチャーがいなくても運用可能であるというところが他の機体との差別化ポイントとなります。
クリーチャーの採用数が少ないインスタントやソーサリー主体のデッキでも採用できるというのは面白いです。
まとめ
この記事では「カルロフ邸殺人事件」に収録される《カイロックスの電位闊歩機》を紹介しました。
今までに例の少ないクリーチャーの不要な機体なのでどのように活躍してくれるのか楽しみですね!