「カルロフ邸殺人事件」の《陰謀の解明者》を掘り下げてみた

「カルロフ邸殺人事件」に収録されたカード《陰謀の解明者/Conspiracy Unraveler》を取り上げたいと思います。

 

2月9日発売のスタンダードセット『カルロフ邸殺人事件』デビュー番組が配信されました。

そこで複数のカードが公開されています。

 

この記事では《陰謀の解明者》について触れていきたいと思います。

 

《陰謀の解明者》とは

 

《陰謀の解明者》は「カルロフ邸殺人事件」に収録されたクリーチャーです。レアリティは神話レアです。

スフィンクスでありイラストからもアゾリウス評議会に所属していそうな感じのカードですね。

 

 

ショーケース版のイラストはこちら。

呪文の踏み倒しを行うことができる大型のフライヤーです。

 

現在(2024/02/01)の参考予約価格は某★ショップで1,680円程度となっています。価格からみれば神話レアとしては少し高めな価格になっているように感じました。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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証拠収集によって呪文を踏み倒せるスフィンクス

飛行

あなたが唱える呪文のマナ・コストを支払うのではなく、証拠収集10を行ってもよい。(証拠収集10を行うとは、あなたの墓地にあるカードを、マナ総量の合計が10以上になるように選んで追放することである。)

 

《陰謀の解明者》は7/6/6、飛行を持つ大型のフライヤーです。

 

飛行クリーチャーというよりは持っている能力がメインであるクリーチャーになります。

その能力は証拠収集10を行うことでマナ・コストを支払うことなく呪文を唱えてもよいということです。ハンド・アドバンテージなどは稼げないので注意したいところです。

 

 

呪文のマナ・コストを支払うことなく唱えてもよいという能力は《全知/Omniscience》を彷彿とさせます。《陰謀の解明者》は手札以外の呪文も踏み倒せるところは差別化されているところです。

 

 

《陰謀の解明者》の踏み倒しはスタンダードでも悪用することができそうです。

 

 

《陰謀の解明者》を戦場に出した後に《多元宇宙の突破》をプレイし、《貯蔵スカーブ》を戦場に戻して濫用し《多元宇宙の突破》を手札に回収というループを組むことができます。ループできればある程度の回数分《多元宇宙の突破》を唱えることができるので対戦相手をライブラリーアウトさせるといったことが可能になります。

証拠収集10のためにデッキはある程度重く組む必要があるので、分割カードなどを上手く活用してデッキを組んでみたいですね。(分割カードはそれぞれのカードのコストの合計がカードのマナ・コストとなります。)

そのままでの運用だと《陰謀の解明者》のプレイは7ターン目になってしまうので、リアニメイトなどと組み合わせるのが順当なところでしょうか。

 

まとめ

この記事では「カルロフ邸殺人事件」に収録される《陰謀の解明者》を紹介しました。

悪用してくださいと言っている能力を持つ《陰謀の解明者》なので、面白いコンボデッキを組んでみたいですね!

 

 

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