「イニストラード:真夜中の狩り」の《回路切り替え》を掘り下げてみた

「イニストラード:真夜中の狩り」に収録されたカード《回路切り替え/Flip the Switch》を取り上げたいと思います。

パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-08-14, 1st Place, 4-0」にて《回路切り替え》入りの「イゼット異形化」が入賞していました。

 

この記事では《回路切り替え》について触れていきたいと思います。

 

《回路切り替え》とは

 

《回路切り替え》は「イニストラード:真夜中の狩り」に収録されたインスタントです。レアリティはコモンです。

 

 

《回路切り替え》は《巻き込み/Convolute》に腐乱・トークンのおまけが付いてくるほぼ上位互換となっています。(4)の支払が必要ということでそこそこ信頼できるソフトカウンターといえるでしょう。

 

 

構築ではほとんど使われることがなかったため非常に安価に手に入れることができます。現在の参考価格は20円程度です。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

スポンサーリンク

(4)の支払を要求するソフトカウンターに腐乱トークン付き

呪文1つを対象とする。そのコントローラーが(4)を支払わないかぎり、それを打ち消す。腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。(それではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生け贄に捧げる。)

 

《回路切り替え》は(4)の支払いを要求するソフトカウンターになっています。《マナ漏出/Mana Leak》より一回り大きいカウンターです。

おまけとして、腐乱・トークンを生成することができます。

腐乱・トークンはブロックには使えず、攻撃すると死亡してしまうため、カウンターを擁するデッキとは基本的には相性が悪いです。このトークンはリソースとして何らかの形で活用できるようにしたいところです。

 

サンプルデッキ:パイオニア/イゼット異形化

《回路切り替え》はパイオニアの「イゼット異形化」に採用されています。

 

 

Pioneer Preliminary 2023-08-14, 1st Place, 4-0」という結果を残したリストになります。

見た目はイゼットコントロールに《異形化/Transmogrify》が入ったという形のデッキになります。

従来の「イゼット異形化」では《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》が採用されていましたが、このデッキリストではその代わりに《回路切り替え》が採用されています。

《回路切り替え》はカウンターしつつトークンが出せるカードということでデッキと非常に高相性なカードと言えるでしょう。

 

まとめ

この記事では「イニストラード:真夜中の狩り」に収録される《回路切り替え》を紹介しました。

コモンのカードながら新しく採用にこぎつけるなど面白い活躍を見せてくれると感じました。

 

 

スポンサーリンク