「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されるカード《マルコフ男爵/Markov Baron》を取り上げたいと思います。
この記事では《マルコフ男爵》について触れていきたいと思います。
《マルコフ男爵》とは
《マルコフ男爵》は「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されるクリーチャーです。レアリティはアンコモンです。
アンコモンながら能力が盛りだくさんなクリーチャーですね。できることがかなり多い便利なカードである可能性があります。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
召集、絆魂、ロード、マッドネス!
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーはそれぞれ(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
絆魂
あなたがコントロールしていてこれでないすべての吸血鬼は+1/+1の修整を受ける。
マッドネス(2)(黒)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。そうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
スタッツは3マナ2/2とやや控えめなところに落ち着いています。他にも能力が付いていることから妥当な値ではあります。
ひとつ目の能力は召集です。3マナ2/2と気持ち重めな印象を持つ《マルコフ男爵》ですが、この召集によってテンポよく盤面に展開することができます。
ロードの早期着地は嬉しいですね。
ふたつ目の能力は絆魂です。ライフレースが厳しいときにはきっと役に立ってくれることでしょう。
みっつ目の能力は吸血鬼へのロード能力です。デッキを吸血鬼で固めたデッキで本領を発揮します。
よっつ目の能力はマッドネスです。このカードを手札から捨てたときにマッドネス・コストで唱えることができます。召集と合わさって予想の範囲外からこのカードが飛んでくることになるのでコンバットトリックになります。
サンプルデッキ
直近のMOのリーグで5-0しているリストを紹介します。(Standard League 2023-06-29, 5-0)
デッキのクリーチャー全てが吸血鬼で構成された部族デッキになっています。「機械兵団の進軍:決戦の後に」で加わった《マルコフ男爵》によって、台頭できるレベルに到達したように思えます。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録される《マルコフ男爵》を紹介しました。
吸血鬼デッキに欠かせない1枚ですがアンコモンなので入手しやすいのが嬉しいですね。私も吸血鬼デッキを回してみたくなりました。