「カラデシュ」に収録されたカード《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》を取り上げたいと思います。
パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-07-26, 2nd Place, 3-1」にて《奔流の機械巨人》入りの「イゼット独創力」が入賞していました。
この記事では《奔流の機械巨人》について触れていきたいと思います。
《奔流の機械巨人》とは
《奔流の機械巨人》は「カラデシュ」に収録されたクリーチャーです。レアリティは神話レアです。
瞬速と戦場に出たときに墓地のインスタントを再度使用することができる「カラデシュ」の機械巨人サイクルの1枚です。
5/6と高いスタッツを持っているので攻防の面でも優秀なクリーチャーです。
当時のスタンダードでもコントロールデッキのフィニッシャーとして活躍したパワーカードです。
スタンダード現役時代は高額なカードとなっていましたが、現在の参考価格は300円程度となっています。2023年8月に発売予定の「統率者マスターズ」に収録が決定したことも価格が下がっている要因のひとつかもしれませんね。
墓地のインスタントを再利用
瞬速
奔流の機械巨人が戦場に出たとき、あなたの墓地からインスタント・カード1枚を対象とする。あなたはそれを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターンにそのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
6/5/6、瞬速と高いスタッツを持っています。火力ではほぼ除去が不可能です。
《奔流の機械巨人》は戦場に出たときに墓地のインスタント・カード1枚をマナ・コストを支払うことなく唱えることができます。
除去やカウンターを再度利用しながら5/6が戦場に出るというのは非常に脅威となるムーブです。
どんなに高いマナ・コストのインスタント・カードでも唱えることが可能なので、現在はパイオニアで主に使われていて《マグマ・オパス/Magma Opus》を再利用するために使われます。
サンプルデッキ:パイオニア/イゼット独創力
《奔流の機械巨人》はパイオニアの「イゼット独創力」に採用されています。
「Pioneer Preliminary 2023-07-26, 2nd Place, 3-1」という結果を残したリストになります。
《不屈の独創力/Indomitable Creativity》から《奔流の機械巨人》を踏み倒して戦場に出し、墓地の《マグマ・オパス》を再利用して制圧するという動きが強力なアーキタイプです。
《奔流の機械巨人》は伝説ではないので《不屈の独創力》をX=2以上で唱えて複数体をデッキから戦場に出すということができるのも覚えておきたいテクニックです。
《不屈の独創力》をプレイできずとも直接《奔流の機械巨人》をプレイすることもできます。
まとめ
この記事では「カラデシュ」に収録される《奔流の機械巨人》を紹介しました。
スタンダード当時でも有数のパワーカードを再度使用できるというのはパイオニアの醍醐味のひとつであると思うのでみなさんも是非パイオニアで《奔流の機械巨人》を使ってみてください。