「カラデシュ」の《密輸人の回転翼機》を掘り下げてみた

「カラデシュ」に収録されたカード《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》を取り上げたいと思います。

 

12月4日の禁止制限告知にてパイオニアでは下記のような改訂がありました。

  • 《大いなる創造者、カーン》禁止
  • 《地質鑑定士》禁止
  • 《密輸人の回転翼機》禁止解除

 

この記事では禁止解除が行われた《密輸人の回転翼機》について触れていきたいと思います。

 

《密輸人の回転翼機》とは

 

《密輸人の回転翼機》は「カラデシュ」に収録されたアーティファクト-機体です。レアリティはレアです。

カードの英語名から「コプター」とよく呼ばれています。

 

非常に強力な機体で当時のスタンダードにおいても禁止カードに指定されています。

大規模大会のトップ8に残ったデッキのメインデッキのすべてに4枚積みされていたという記録は有名です。

このような過去を持つカードを解禁するというのは思い切った決断であると思いました。

 

 

現行のスタンダードのカードでは《地底のスクーナー船/Subterranean Schooner》が同等のカードパワーを持っているのではないかという議論も交わされていますが、《密輸人の回転翼機》は飛行を持っていることとブロック時も能力が誘発するので簡単に比較するのは難しそうです。

 

《密輸人の回転翼機》はパイオニアではラクドスミッドレンジ、アブザンパルヘリオン、グルール機体などのアグロ~ミッドレンジ系デッキに採用できる能力を持っているため、解禁されてすぐに活躍が期待できそうです。

《密輸人の回転翼機》が使えることによる新しいアーキタイプの登場というよりは既存アーキタイプの強化という方向でメタゲームは進んでいくと思います。

 

某ショップでの現在の参考価格は解禁前の200円前後から2,500円程度まで急上昇となっています。パイオニアでの構築でもかなりの活躍が期待されている価格ですね。

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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攻防時にルーティングする機体

飛行

密輸人の回転翼機が攻撃かブロックするたび、あなたはカード1枚を引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。

搭乗1(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が1以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体はアーティファクト・クリーチャーになる。)

 

《密輸人の回転翼機》は機体ということもありスタッツは2/3/3、飛行と高めに設定されています。搭乗1で誰でも乗りこなしやすいのも特徴です。

攻撃するかブロックするたびにルーティングを行うことができます。これによってハンドの質を常に高い状態に保つことができるのが最大の売りです。

 

まとめ

この記事では「カラデシュ」に収録される《密輸人の回転翼機》を紹介しました。

既存のデッキに上手く馴染んで活躍してくれそうなので、《密輸人の回転翼機》には大きく期待が持てそうだと感じました。

 

 

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