「イコリア:巨獣の棲処」の《軍団のまとめ役、ウィノータ》を掘り下げてみた

「イコリア:巨獣の棲処」に収録されたカード《軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces》を取り上げたいと思います。

 

2023/12/12の「タルキール覇王譚」の実装に伴って、MTGアリーナにおける新フォーマット「タイムレス」が導入されました。

タイムレスはスタンダードのような60枚のデッキを使用する構築フォーマットのひとつでローテーションがないのが特徴です。カードプールはMTGアリーナに実装されているカードがほぼすべて使えるということが最大の売りのフォーマットです。

ヒストリックよりさらに使えるカードプールが広がるということでさらなる強力なデッキが生み出されることでしょう。

 

ヒストリックにおいてナーフ(弱体化)されているカードは「タイムレス」でナーフが解除され大暴れしてくれる可能性も高そうなので、今回はその中から《軍団のまとめ役、ウィノータ》について触れていきたいと思います。

 

《軍団のまとめ役、ウィノータ》とは

 

《軍団のまとめ役、ウィノータ》は「イコリア:巨獣の棲処」に収録された伝説のクリーチャーです。レアリティは神話レアです。

 

こちらが通常のカードの能力になります。

あなたがコントロールしていて人間でないクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から人間・クリーチャー・カード1枚をタップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

 

非人間クリーチャーが攻撃するとライブラリーから人間クリーチャーが攻撃状態で飛び出してくるという凄まじい能力を持っています。複数体で攻撃すればその分だけクリーチャーが戦場に展開されることになります。

 

こちらがヒストリックにおけるナーフ後の能力になります。

あなたがコントロールしていて人間(Human)でないクリーチャー1体以上が攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から人間クリーチャー・カード1枚をタップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

 

ナーフ前の能力はクリーチャーが攻撃した数分の能力が誘発するのですが、ナーフ後の能力はクリーチャーが何体攻撃したとしても一度しか能力が誘発しないように弱体化されています。

 

《軍団のまとめ役、ウィノータ》の現在の参考価格は300円程度となっております。

 

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サンプルデッキ:タイムレス/ウィノータ

 

「タイムレス」の第0回檸檬杯(テスト大会)にて入賞したデッキリストになります。

こちらのデッキは優秀な1マナの非人間クリーチャーを展開し《軍団のまとめ役、ウィノータ》に繋げるというのが基本のデッキになります。

さらに《ローハンの軍団長、エオメル/Éomer, Marshal of Rohan》と自壊できる伝説のクリーチャーを利用して追加コンバットを得ることができるという面白いギミックを搭載したデッキになっています。

 

まとめ

この記事では「イコリア:巨獣の棲処」に収録された《軍団のまとめ役、ウィノータ》を紹介しました。

タイムレスでも可能性があることが示された《軍団のまとめ役、ウィノータ》です。他のパターンでもデッキを組むことができそうなので色々組み替えてデッキを構築してみても面白そうですね!

 

 

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