「イコリア:巨獣の棲処」に収録されたカード《死住まいの呼び声/Call of the Death-Dweller》を取り上げたいと思います。
パイオニアの「Pioneer League 2023-08-10, 5-0」にて《死住まいの呼び声》入りの「ラクドスゴブリン」が入賞していました。
この記事では《死住まいの呼び声》について触れていきたいと思います。
《死住まいの呼び声》とは
《死住まいの呼び声》は「イコリア:巨獣の棲処」に収録されたソーサリーです。レアリティはアンコモンです。
墓地のクリーチャーを最大2枚、マナコストが合計3以下になるように戻すことができます。さらに接死と威迫カウンターのおまけ付きです。
現在の参考価格は200円程度となっています。
(某ショップでは200円で品切れになっていましたが、安いところを探すと30円のところもあるので高いカードではありません。)
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
最大2体、合計3マナ以下まで蘇生し接死と威迫を付与
あなたの墓地からクリーチャー・カード最大2枚を点数で見たマナ・コストの合計が3以下になるように対象とし、それらを戦場に戻す。それらのうち1つの上に接死カウンターを1個置く。その後それらのうち1つの上に威迫カウンターを1個置く。
最大2枚、合計マナ・コストが3以下のクリーチャーを戦場に戻すことができるソーサリーです。戻したクリーチャーに接死、威迫カウンターを置くことができます。
接死カウンターはコンボのような動きをすることもできます。
リミテッドでは《ヤマオウム/Porcuparrot》と組み合わせることでタップしてダメージを与えて対戦相手のクリーチャーを破壊するということが可能になります。(いわゆる接死ティム)
サンプルデッキ:パイオニア/ラクドスゴブリン
《死住まいの呼び声》はパイオニアの「ラクドスゴブリン」に採用されています。
「Pioneer League 2023-08-10, 5-0」という結果を残したリストになります。
「赤単ゴブリン」デッキに《死住まいの呼び声》をタッチした構成のデッキとなっています。
目玉になるのはやはりタッチまでして使っている《死住まいの呼び声》を使ったコンボです。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》と組みわせることで対戦相手のクリーチャーを接死ダメージによって根こそぎ死亡させることができるようになっています。
《ゴブリンの鎖回し》は比較的場持ちのいいクリーチャーなので《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》などで上手く墓地に落としてコンボを目指すというのも狙っていく必要がありそうです。
《ゴブリンの鎖回し》以外にもダメージを飛ばすことができるゴブリンが多数採用されているので《死住まいの呼び声》を十分有効に使うことができます。
まとめ
この記事では「イコリア:巨獣の棲処」に収録される《死住まいの呼び声》を紹介しました。
《死住まいの呼び声》と《ゴブリンの鎖回し》のコンボは決まるとかなり気持ちいいコンボですね。アグロデッキの強い環境ではより強く使えそうなので環境を見ながら使っていければいいなと思いました。