「ラヴニカのギルド」の《ゴルガリの女王、ヴラスカ》を掘り下げてみた

「ラヴニカのギルド」に収録されるカード《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen》を取り上げたいと思います。

この記事では《ゴルガリの女王、ヴラスカ》について触れていきたいと思います。

 

《ゴルガリの女王、ヴラスカ》とは

 

《ゴルガリの女王、ヴラスカ》は「ラヴニカのギルド」に収録された伝説のプレインズウォーカーです。レアリティは神話レアです。

 

直近ではパイオニアの緑単信心でタッチ黒で《ゴルガリの女王、ヴラスカ》が使用されることがあります。

 

 

現在の参考価格は250円程度のカードとなっているので、お手軽に入手することができます。

 

 

ちなみに、PWCS版の《ゴルガリの女王、ヴラスカ》は非常に高額になっており、参考価格は500,000円もするカードとなっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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生け贄とドロー、マナ・コストが3以下のパーマネント破壊、特殊勝利

[+2]:あなたは他のパーマネント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたは1点のライフを得て、カードを1枚引く。
[-3]:点数で見たマナ・コストが3以下で土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
[-9]:あなたは「あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を持つ紋章を得る。

 

ひとつ目の能力は[+2]でパーマネントを生け贄に捧げることで1点ゲインとカードを1枚引くことができます。

不要になった軽量のクリーチャーなどを生け贄に捧げてマナ・コストの大きなカードを引き込みにいくことができます。

 

ふたつ目の能力は[-3]でマナ・コストが3以下の土地でないパーマネントを破壊することができます。

戦場に出たときにすぐに使える能力で万能な除去という印象があります。[-3]→[+2]→[-3]という動きもできるので、アド損にはならない能力となっています。

 

みっつ目の能力は[-9]で対戦相手に戦闘ダメージを与えると勝利することができるようになります。

マナ・クリーチャーなどの軽量クリーチャーで殴っても勝利することができるので、そういった小型のクリーチャーを終盤でも役割を持たせることができる能力です。

 

サンプルデッキ

 

こちらはパイオニアの「緑単信心タッチ黒」のデッキリストです。

MOの「Pioneer League 2023-07-06, 5-0」という結果を残したリストになります。

 

 

デッキには《ニッサの誓い/Oath of Nissa》が採用されているので、プレインズウォーカー・呪文の色マナに関するマナベースの負担が少なくなっているのが特徴です。これによって、プレインズウォーカーをタッチしやすいデッキ構成になっています。

 

こちらのデッキリストは「緑単信心」の緑単色ということで除去が苦手なカラーリングという弱点を黒である《ゴルガリの女王、ヴラスカ》をタッチすることで、器用に立ち回ることができるようになっていると感じました。

 

《ゴルガリの女王、ヴラスカ》は汎用的な除去の他、中盤から後半で不要になったクリーチャーや土地をドローに変換できるのでデッキの潤滑油のような働きをしているように思えます。

 

まとめ

この記事では「ラヴニカのギルド」に収録される《ゴルガリの女王、ヴラスカ》を紹介しました。

《ゴルガリの女王、ヴラスカ》は器用に仕事をこなすことができるカードなので、こういった潤滑油になるカードは覚えておいてデッキの調整時に採用を検討したりといったことができるようになりたいと思いました。

 

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