「ギルドパクト」に収録されたカード《虚空の力線/Leyline of the Void》を取り上げたいと思います。
パイオニアで行われた「Pioneer Preliminary 2024-01-01, 2nd Place, 3-1」にて入賞した「ラクドスミッドレンジ」に《虚空の力線》は採用されていました。
この記事では《虚空の力線》について触れていきたいと思います。
《虚空の力線》とは
《虚空の力線》は「ギルドパクト」に収録されたエンチャントです。レアリティはレアです。
初版は「ギルドパクト」に収録されたカードです。
以下のように何度か再録されています。
ギルドパクト
基本セット2020
基本セット2011
時のらせんリマスター
おとぎ話
現在の参考価格は800円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
初手にあれば戦場に出すことができる墓地対策エンチャント
虚空の力線があなたのゲーム開始時の手札にある場合、あなたはそれが場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
いずれかのカードがいずれかの対戦相手の墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。
《虚空の力線》はゲーム開始時の手札にある場合、マナを支払うことなく戦場に出すことが可能なエンチャントです。
他のサイクルの効果も同様の能力を持っています。
対戦相手の墓地にカードが置かれたとき代わりにそのカードを追放するという墓地対策の能力を持っています。
影響範囲が対戦相手のみになっていて自分には影響のないカードとなっています。
サンプルデッキ:パイオニア/ラクドスミッドレンジ
パイオニアで行われた「Pioneer Preliminary 2024-01-01, 2nd Place, 3-1」にて入賞した「ラクドスミッドレンジ」のデッキリストです。
そのサイドボードに《虚空の力線》が採用されていました。
パイオニアでは「イゼットフェニックス」、「アブザンパルヘリオン」などに投入して墓地対策として活躍しています。
いい感じの初手率計算機によると初手に1枚または2枚手札に来る確率はおおよそ40%となっています。マリガンを含めればもう少し高い確率でキープできるかもしれません。
まとめ
この記事では「ギルドパクト」に収録される《虚空の力線》を紹介しました。
パイオニア環境で今、採用率が上がって来ている《虚空の力線》なので環境に合わせて調整していきたいですね。