「団結のドミナリア」の《アーボーグのラタドラビック》を掘り下げてみた

「団結のドミナリア」に収録されるカード《アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg》を取り上げたいと思います。

《アーボーグのラタドラビック》はコピートークンを作ることができるので、無限コンボができるカードとなり悪用されることで有名です。

 

この記事では《アーボーグのラタドラビック》について触れていきたいと思います。

 

《アーボーグのラタドラビック》とは

 

《アーボーグのラタドラビック》は「団結のドミナリア」に収録される伝説のクリーチャーです。レアリティはレアです。

目玉の能力としては伝説のクリーチャーが死亡するたびに伝説でないクリーチャーとしてトークンとして蘇生させる能力ですね。

スタンダードではラタドラブレードとして話題となっていました。

 

 

《アーボーグのラタドラビック》は発売から今ままで高騰するということはなく安価で手に入れることができるカードです。

現在の参考価格は50円程度となっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

スポンサーリンク

警戒、護法(2)、ゾンビに警戒、伝説のクリーチャーを非伝説として蘇生

警戒、護法(2)

あなたがコントロールしていてこれでないすべてのゾンビは警戒を持つ。

あなたがコントロールしていてこれでない伝説のクリーチャー1体が死亡するたび、伝説でないこととそれの他の色やタイプに加えて黒の2/2のゾンビであることを除き、そのクリーチャーのコピーであるトークン1つを生成する。

 

《アーボーグのラタドラビック》は4/3/3とやや控えめなスタッツですが警戒に護法(2)が付いています。

護法(2)が付いているのはコンボパーツとして振る舞う上では狙い撃ちにされやすいので扱いやすくなりますね。

 

ふたつ目の能力ではゾンビに警戒を与えることができます。大体はおまけになる能力でしょう。

 

みっつ目の能力が本領となる能力で、伝説のクリーチャーが死亡するたびに、非伝説で2/2であるコピートークンを生成することができます。

この能力はかなり面白いことができます。例えば、生み出されたコピートークンを伝説にして死亡させることができればループとすることができます。

 

サンプル:スタンダード/ラタブレード

 

《アーボーグのラタドラビック》は《燃え立つ空、軋賜/Atsushi, the Blazing Sky》、《共同魂の刃/Blade of Shared Souls》と組み合わせることで無限コンボとなります。

 

  1. 《アーボーグのラタドラビック》、《燃え立つ空、軋賜》を戦場に揃える
  2. 《共同魂の刃》を戦場に出す
  3. トークンを《燃え立つ空、軋賜》のコピーにしてレジェンド・ルールでコピーである《燃え立つ空、軋賜》を墓地へ
  4. 《燃え立つ空、軋賜》の能力で宝物を3個、《アーボーグのラタドラビック》の能力で《燃え立つ空、軋賜》トークンを生成
  5. 宝物を使用して《共同魂の刃》をトークンに装備する
  6. (3)~(5)を繰り返して無限マナ。無限マナを利用して《燃え立つ空、軋賜》で無限衝動ドロー

 

サンプル:アルケミー/ボロミアコンボ

 

《アーボーグのラタドラビック》は《塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower》と組み合わせることで無限コンボとなります。

 

  1. 《アーボーグのラタドラビック》、《塔の長官、ボロミア》を戦場に揃える
  2. 《塔の長官、ボロミア》の能力を起動して生け贄に捧げる
  3. 《アーボーグのラタドラビック》の能力で《塔の長官、ボロミア》トークンを生成
  4. 《塔の長官、ボロミア》の能力を解決しクリーチャーは破壊不能。指輪があなたを誘惑する。
  5. 指輪の保持者を《塔の長官、ボロミア》トークンとすることで伝説となる
  6. (2)~(5)を繰り返して無限ループ

 

2枚コンボなので比較的簡単に揃えることができます。破壊不能を付与する効果があるので攻防に渡って強力に作用します。地上で突破されることはほぼないでしょう。

 

まとめ

この記事では「団結のドミナリア」に収録される《アーボーグのラタドラビック》を紹介しました。

《アーボーグのラタドラビック》は面白いコンボができるので専用デッキを組んで活躍させてあげたいカードだと思いました。

 

 

スポンサーリンク