「兄弟戦争」の《時間の旅人、テフェリー》を掘り下げてみた

「兄弟戦争」に収録されるカード《時間の旅人、テフェリー/Teferi, Temporal Pilgrim》を取り上げたいと思います。

この記事では《時間の旅人、テフェリー》について触れていきたいと思います。

 

《時間の旅人、テフェリー》とは

 

《時間の旅人、テフェリー》は「兄弟戦争」に収録される伝説のプレインズウォーカーです。レアリティは神話レアです。

 

 

現在の参考価格は700円程度となっています。

予約価格が非常に高かったものの、現在の価格は神話レアとしてはやや低めの価格で推移しています。

 

 

《絶望招来/Invoke Despair》で簡単に処理されてしまうことが向かい風になってしまっていたように感じます。プレインズウォーカーの価値がこのカードによって低くなっていました。

禁止改訂によって《絶望招来》が禁止されたことによって、《時間の旅人、テフェリー》は最近のスタンダードで姿を見ることができるようになってきました。

そのため、定価価格で推移していた《時間の旅人、テフェリー》が、今後いくらかの価格の上昇が期待されると思っています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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ドローで追加効果

あなたがカード1枚を引くたび、時間の旅人、テフェリーの上に忠誠カウンター1個を置く。

[0]:カード1枚を引く。

[-2]:警戒と「あなたがカード1枚を引くたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。」を持つ青の2/2のスピリット・クリーチャー・トークン1体を生成する。

[-12]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールしているパーマネント1つを選び、オーナーの手札に戻す。その後、そのプレイヤーは、自分がコントロールしていて土地でないすべてのパーマネントを、オーナーのライブラリーに加えて切り直す。

 

《時間の旅人、テフェリー》にはプラスの忠誠度能力がありません。その代わり、カードを1枚引くたびに忠誠カウンターを置くことができるようになっています。

それぞれの忠誠度能力が実質[+1]されているような形になっていますね。

 

[0]ではカードを1枚引くことができます。5マナのプレインズウォーカーとしては打倒な能力になっていると思います。

 

[-2]ではトークンを生成することができます。初期のスタッツが2/2と弱めですが、通常のドローと[0]の能力で毎ターン+2/+2ずつ育っていきます。

 

[-12]ではパーマネント1つを手札に戻し、残りの土地でないカードををライブラリーに加えて切り直すという効果です。

実際この能力はさほど強くないので、使われているところは見たことがありません。

能力を起動するには[-2]の6倍溜める必要があり、それをしているならトークン6体分で殴り倒した方が早いでしょう。

 

全体的に盤面干渉力が弱いプレインズウォーカーで、戦場が五分から有利くらいの盤面で活躍できるカードとなっていますね。

 

まとめ

この記事では「兄弟戦争」に収録される《時間の旅人、テフェリー》を紹介しました。

一度定着してしまえば、そのまま勝ちに繋げることができるプレインズウォーカーなので、ミッドレンジ~コントロールのデッキで試していきたいカードだと思いました。

 

 

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