「戦乱のゼンディカー」に収録されたカード《虚空の選別者/Void Winnower》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/10/24から「イクサラン:失われし洞窟」のプレビューが開始されました。
さらに11/10(金)からプレリリースですね!
パイオニアで行われている「チャンピオンズカップファイナル シーズン2ラウンド1」にて優勝を果たした「ジャンド異形化」のサイドボードに《虚空の選別者》は採用されていました。
この記事では《虚空の選別者》について触れていきたいと思います。
《虚空の選別者》とは
《虚空の選別者》は「戦乱のゼンディカー」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。
「戦乱のゼンディカー」は2015年発売のセットなのでそこそこ古いカードですね。
《虚空の選別者》は2023年8月頃から需要が高まってきたカードで、その近辺から価格は上昇傾向にあります。(おそらくラクドス異形化が活躍し始めた際にサイドボードに起用されていた時期だったかなと思います。)
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
対戦相手は偶数の呪文を唱えられず、偶数のマナ・コストのクリーチャーではブロックできない
あなたの対戦相手は点数で見たマナ・コストが偶数の呪文を唱えられない。(0は偶数である。)あなたの対戦相手は点数で見たマナ・コストが偶数のクリーチャーではブロックできない。
《虚空の選別者》のスタッツは9/11/9でそこまでパッとしたものではありません。
特殊な能力を持っていて、対戦相手が偶数の呪文を唱えることができなくなります。
また、すでに対戦相手の戦場に出ているマナ・コストが偶数のクリーチャーではブロックできません。
コストが非常に重い代わりに非常にユニークな能力を持っていて、対戦相手のデッキによっては完封できてしまうこともあるでしょう。
主戦場となるパイオニアでも発見コンボのクイントリウス型、地質鑑定士型のどちらも偶数のカードがコンボのキーとなっているので効果的に働きそうです。
サンプルデッキ:パイオニア/ジャンド異形化
パイオニアで行われている「チャンピオンズカップファイナル シーズン2ラウンド1」にて優勝を果たした「ジャンド異形化」のデッキリストです。
サイドボードに《虚空の選別者》は採用されていました。サイドボードから投入される《虚空の選別者》は《異形化》コンボの裏エースといった風貌です。
まとめ
この記事では「戦乱のゼンディカー」に収録される《虚空の選別者》を紹介しました。
少し古いカードですが直近で比較的、日の目が当たるようになったのは面白いですね!