「戦乱のゼンディカー 」に収録されたカード《白日の下に/Bring to Light》を取り上げたいと思います。
パイオニアの「Pioneer Challenge 2023-10-08, 1st Place, 6-1」にて《白日の下に》入りのデッキが入賞していました。
この記事では《白日の下に》について触れていきたいと思います。
《白日の下に》とは
《白日の下に》は「戦乱のゼンディカー」に収録されたソーサリーです。レアリティはレアです。
「戦乱のゼンディカー」のキーワード能力のひとつである「収斂」が用いられたカードです。支払った色のマナの数によって能力が変化するカードになっています。
現在ではよくパイオニアの「5色ミッドレンジ」などに採用されているのを見かけます。
現在の参考価格は200円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
支払った色マナ数以下のクリーチャー、インスタント、ソーサリーを唱える
収斂 ― あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストが白日の下にを唱えるために支払われたマナの色の総数以下であるクリーチャー・カード1枚かインスタント・カード1枚かソーサリー・カードを1枚探し、そのカードを追放し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。あなたはそのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
《白日の下に》は支払われたマナの色の総数以下のクリーチャー、インスタント、ソーサリー呪文を唱えることができます。
少し前の「5色ミッドレンジ」では5色を支払って《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》をプレイするというデッキが誕生していました。
現在は《ニヴ=ミゼット再誕》が抜け、《豆の木をのぼれ/Up the Beanstalk》を設置した後にプレイされている光景を見ることができます。《白日の下に》によって5マナのカードを2回プレイすることができるので2枚カードを引くことができるようになっています。
サンプルデッキ:パイオニア/5色らせんコンボ
パイオニアの「Pioneer Challenge 2023-10-08, 1st Place, 6-1」という結果を残した「5色らせんコンボ」のデッキリストになります。
前項で取り上げた「5色ミッドレンジ」とは異なり、らせんコンボに《白日の下に》が取り入れられた形になっています。
基本的な無限コンボの手順は下記の通りです。
- 《撤回のらせん》をローナにプレイ
- 《侵攻の伝令、ローナ》に付与された能力で《モックス・アンバー》を手札に戻す
- 《モックス・アンバー》をプレイ
- 《侵攻の伝令、ローナ》がアンタップ
- 《モックス・アンバー》からマナを出す
- 繰り返して無限マナ
この組み合わせでは無限キャスト、無限マナが成立します。無限コンボが揃った後は好きに料理することが可能です。
《白日の下に》はコンボのサポートからフィニッシャーの供給などの様々な役割をこなすことができる便利なカードという位置付けですね。
まとめ
この記事では「戦乱のゼンディカー」に収録される《白日の下に》を紹介しました。
《白日の下に》はサーチカードとしてかなり便利なカードなのでこれ以外のコンボデッキにも採用できそうですね!