「アモンケット」の《栄光をもたらすもの》を掘り下げてみた

「アモンケット」に収録されたカード《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を取り上げたいと思います。

パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-10-19, 2nd Place, 3-1」にて《栄光をもたらすもの》入りの「赤単ミッドレンジ」が入賞していました。

 

この記事では《栄光をもたらすもの》について触れていきたいと思います。

 

《栄光をもたらすもの》とは

 

《栄光をもたらすもの》は「アモンケット」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。

 

「督励」はアモンケット・ブロックにて登場したキーワード能力で、アンタップステップにアンタップしないことを選ぶことで強力な能力を使うことができるという「リスクをバネ」にする効果になります。

《栄光をもたらすもの》の場合はアンタップしないことを選ぶことでドラゴン以外のクリーチャーにダメージを与えることができます。

 

 

発売当初は高額レアの仲間入りを果たしており1000円前後で取引されていたようです。中央当たりに登場している山はパイオニア設立初期に登場して活躍した「赤単ミッドレンジ」で使われた功績でしょうか。現在はパイオニアなどでたまに姿を見ることができますが、現在の参考価格は100円程度となっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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飛行&速攻、督励で4点ダメージ

飛行、速攻

栄光をもたらすものが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、対戦相手がコントロールするドラゴンでないクリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。)

 

《栄光をもたらすもの》は5/4/4、飛行、速攻というドラゴンらしい強力なスタッツを持っています。飛行で速攻というところが迅速でライフを速やかに削ってくれそうです。

 

メインとして持っている能力は「督励」することで効果を発揮します。対戦相手がコントロールするドラゴンでないクリーチャー1体へ4点のダメージを与えることができます。

クリーチャーで攻撃しながら相手盤面のクリーチャーの排除も行えるということで非常に盤面制圧力の高いクリーチャーとなっています。

 

ドラゴンは火力の対象外なのでミラーマッチなどではお互いの《栄光をもたらすもの》へのダメージの飛ばし合いはできないようになっているのはポイントかもしれません。

 

サンプルデッキ:パイオニア/赤単ミッドレンジ

 

パイオニアの「Pioneer Preliminary 2023-10-19, 2nd Place, 3-1」という結果を残した「赤単ミッドレンジ」のデッキリストになります。

《栄光をもたらすもの》はデッキのフィニッシャーを務めるカードですね。パイオニア設立当初の「赤単ミッドレンジ」からエースとして活躍することのあるカードとなっています。

今回のデッキの場合は「赤単ミッドレンジ」をベースに土地破壊という要素が加わったデッキリストになっています。《廃墟の地/Field of Ruin》系の土地が2種に加えて、《浄化の野火/Cleansing Wildfire》まで採用されていて多色地形を徹底的に咎めるようなデッキ構築になっています。

メタゲームを見据えた面白いデッキ構築だと思います。

 

まとめ

この記事では「アモンケット」に収録される《栄光をもたらすもの》を紹介しました。

昔からのエースアタッカーが再び活躍しているのを見ると嬉しい気持ちになりますね。

 

 

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