「機械兵団の進軍」の《ウラブラスク》を掘り下げてみた

「機械兵団の進軍」に収録されるカード《ウラブラスク/Urabrask》が新しく公開されました。

この記事では《ウラブラスク》について触れていきたいと思います。

 

《ウラブラスク》とは

 

《ウラブラスク》は「機械兵団の進軍」に収録される両面カードである伝説のクリーチャーです。レアリティは神話レアになっています。

4マナでパワー・タフネスは4/4になっています。変身能力は条件がかなり特殊なものの、裏面は強力になっています。

2023年4月現在の予約価格では4000円台のショップもありトップレア級となっていて、かなり注目されているカードです。

 

まずは、これまでに収録された「ウラブラスク」を簡単におさらいしてみましょう。

 

 

初収録は、「新たなるファイレクシア 」に収録された《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》です。

マナコストは5マナで4/4とやや控えめなスタッツです。自軍のクリーチャーへ速攻を与える能力と対戦相手のクリーチャーがタップインで戦場に出る能力を持っています。

 

 

次に「ニューカペナの街角 」に収録された《異端の法務官、ウラブラスク/Urabrask, Heretic Praetor》です。

5マナで4/4とスタッツは同様です。自分と対戦相手への衝動的ドローに関する能力を持っています。5マナの神話レアとしては能力はやや控えめです。現在のスタンダードでも能力が微妙なせいか、あまり見かけることも少ないですね。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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表面:《ウラブラスク》

 

先制攻撃

あなたあインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。ウラブラスクはそれに1点のダメージを与える。(赤)を加える。

(赤):ウラブラスクを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行い、そのターンにあなたが3つ以上のインスタントやソーサリーである呪文を唱えていなければ起動できない。

 

《ウラブラスク》は4マナで4/4で先制攻撃を持っていて優良なスタッツになっています。以前の「ウラブラスク」と比較するとコストパフォーマンスが高いです。

 

 

インスタントやソーサリーである呪文を唱えるたびマナを生成する能力は《語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytelling》や《本能を穢すもの/Defiler of Instinct》を想像させます。あと、《本能を穢すもの》はカードの能力とイラストがかなり似ているのもあって意識して作られたデザインのように思えます。

 

マナを生成できる能力もついているので、多少重い呪文でも3枚唱えることができる機会はめぐってきそうです。

 

裏面:大いなる業

 

《ウラブラスク》は英雄譚である《大いなる業》に変身することができます。英雄譚がクリーチャーに変身する能力は今までで登場していましたが、今回はその逆パターンですね。

 

第Ⅰ章:3点オール

対戦相手1人を対象とする。大いなる業はそのプレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールしている各クリーチャーに3点のダメージを与える。

対戦相手の盤面に干渉する能力を持ちます。対戦相手自身にもダメージを与えるのでライフレースも有利に進めることができます。

 

第Ⅱ章:宝物を3つ生成

宝物・トークン3つを生成する。

第Ⅱ章はシンプルに宝物を3つ生成します。第Ⅲ章への備えとなっています。

 

第Ⅲ章:墓地のインスタントやソーサリー呪文のリサイクル

ターン終了時まで、墓地からインスタントやソーサリーである呪文を唱えてもよい。これにより唱えられた呪文が墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。大いなる業を追放する。その後、これを(第1面を表にして)戦場に戻す。

裏面になるために使用したインスタントやソーサリーである呪文を再び使えるようになる能力になります。《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》のインスタントやソーサリー呪文限定版。

能力が誘発した後、表面の《ウラブラスク》が戦場に残るので、インスタントやソーサリー呪文を唱えるたびに(赤)マナが生成されるので文面以上に多くの呪文を唱えることができるようになっています。また、インスタントやソーサリー呪文を3回以上唱えてさらに裏面に変身といった芸当もできそうです。

 

まとめ

この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《ウラブラスク》を紹介しました。

変身すれば多大なアドバンテージを稼いでくれるカードなので、専用構築をして活躍させてみたいですね!

 

 

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