「機械兵団の進軍」に収録されるカード《ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias》が新しく公開されました。
この記事では《ジン=ギタクシアス》について触れていきたいと思います。
出典:マジック:ザ・ギャザリング公式twitter、公式HP
《ジン=ギタクシアス》とは
《ジン=ギタクシアス》は「機械兵団の進軍」に収録される両面カードである伝説のクリーチャーです。
5マナでパワータフネスは5/5になっています。レアリティは神話レアです。能力はややマナコストがかかるものの極めて強力です。
まずは、これまでに収録された「ジン=ギタクシアス」を簡単におさらいしてみましょう。
初収録は、「新たなるファイレクシア 」に収録された《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》です。
カードを引く能力と対戦相手の手札上限を減らす能力を持っています。どちらも非常に豪快な能力になっていますが、マナコストが10と激重です。
次に「神河:輝ける世界」に収録された《発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant》です。
アーティファクト、インスタント、ソーサリー呪文をコピーする能力と、対戦相手のアーティファクト、インスタント、ソーサリーを毎ターン1回打ち消す能力を持ちます。こちらのカードも豪快な能力です。
これらのカードから「ジン=ギタクシアス」といえば、能力が派手という印象がありますね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
表面:《ジン=ギタクシアス》
護法(2)
あながマナ総量が3以上でありクリーチャーでない呪文を唱えるたび、カード1枚を引く。
3(青):ジン=ギタクシアスを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行い、あなたの手札に7枚以上のカードがなければ起動できない。
《ジン=ギタクシアス》は5マナでパワー・タフネスは5/5になっています。《発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant》と同じパワー・タフネスになっています。火力で焼かれにくい安心できるスタッツなのは嬉しいですね。
ドロー能力が付いているのでアドバンテージ源としても期待できます。
このドロー能力によって7枚以上の手札が溜まったならば、ついに変身することができます。変身時に除去されると大きくテンポ損しますが、護法(2)を持っているので、除去耐性があることは嬉しいポイントです。
裏面:《大いなる合成》
《ジン=ギタクシアス》は英雄譚《大いなる合成》に変身することができます。英雄譚がクリーチャーに変身する能力は今までで登場していましたが、今回はその逆パターンですね。
第Ⅰ章:《海門修復》
あなたの手札にあるカードの枚数に等しい枚数のカードを引く。あなたが大いなる合成をコントロールしているかぎり、あなたの手札上限はなくなる。
《ジン=ギタクシアス》の変身には手札が7枚以上という条件があるのでこの能力で7枚以上のカードを引くことになります。
加えて、手札上限がなくなるので、手札枚数を気にする必要はなくなります。
この能力は《海門修復/Sea Gate Restoration》に近い能力です。第Ⅰ章から7マナに近い能力を使えるとなればお得に感じてきます。
第Ⅱ章:《圧倒的な波》
ファイレクシアンでない各クリーチャーをそれぞれ、オーナーの手札に戻す。
クリーチャーを手札に戻す能力です。
この能力は種族限定ということを考えると《圧倒的な波/Whelming Wave》が近いですね。
《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》はファイレクシアンなので戻りません。表面、第Ⅰ章、第Ⅱ章と《黙示録、シェオルドレッド》は相性のいいカードでありながら、天敵でもあります。
第Ⅲ章:《全知》
あなたの手札から望む数の呪文を、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。大いなる合成を追放する。その後、それを(第1面を表にして)戦場に戻す。
1ターン限定の《全知/Omniscience》のような能力です。
第Ⅰ章で14枚以上に膨れ上がった手札はこの第Ⅲ章で消化することができます。これが決まればほぼ勝ちでしょう。
そして、英雄譚の能力を使い切った後は、表面の《ジン=ギタクシアス》に戻ります。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《ジン=ギタクシアス》を紹介しました。
能力が派手なクリーチャーなので、実際にプレイしてみたいカードの候補です!ミッドレンジからコントロールのデッキで活躍できそうなカードなので、このカードを活かせるデッキを構築してみたいですね。