「アモンケット」に収録されたカード《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を取り上げたいと思います。
パイオニアで行われた「Pioneer Preliminary 2024-01-01, 2nd Place, 3-1」にて入賞した「ラクドスミッドレンジ」に《熱烈の神ハゾレト》は採用されていました。
この記事では《熱烈の神ハゾレト》について触れていきたいと思います。
《熱烈の神ハゾレト》とは
《熱烈の神ハゾレト》は「アモンケット」に収録された伝説のクリーチャーです。レアリティは神話レアです。
「機械兵団の進軍」においても《デジェルとハゾレト/Djeru and Hazoret》としてカード化されています。
ハゾレトは人型なので人間くらいのサイズ感だと思っていましたが、《デジェルとハゾレト》のカードイラストを見るとめちゃくちゃでかいです。やはり神。
《熱烈の神ハゾレト》はアグロ的な性能が強いカードで、当時のスタンダードにおいてもマナカーブの頂点としてアグロデッキで活躍していたカードです。
現在ではパイオニアの「グルール機体（アグロ）」のサイドボードによく採用されています。
現在の参考価格は800円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
速攻を持ち、手札を捨てると対戦相手に2点ダメージを与える神
破壊不能、速攻
あなたの手札のカードが１枚以下でないかぎり、熱烈の神ハゾレトでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(赤), カード１枚を捨てる：熱烈の神ハゾレトは各対戦相手にそれぞれ２点のダメージを与える。
《熱烈の神ハゾレト》は4/5/4、破壊不能、速攻という凄まじいスタッツを持つクリーチャーです。
非常に高いスタッツを持つ神であるがゆえに、デメリットもあり、手札のカードが1枚以下でないかぎり戦闘に参加することができません。
さらに起動型能力も備えており、手札のカードを1枚捨てることで対戦相手に2点のダメージを与えることができます。
手札のカードを自身で消費することも可能なので条件を満たすことはそう難しくありません。
サンプルデッキ：パイオニア/ラクドスミッドレンジ
パイオニアで行われた「Pioneer Preliminary 2024-01-01, 2nd Place, 3-1」にて入賞した「ラクドスミッドレンジ」のデッキリストです。
そこに《熱烈の神ハゾレト》は採用されていました。
こちらのデッキリストでは従来のラクドスミッドレンジとは調整が異なりアグロ性能を高めたデッキリストだと言えます。
《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》を採用せずに《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》を採用し、さらに軽量クリーチャーである《太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sun》も採用されています。
そこにマナカーブの頂点として《熱烈の神ハゾレト》が君臨しています。《熱烈の神ハゾレト》のもつ起動型能力によるディスカードもデッキ全体を通して噛み合っています。
かなり完成度の高い調整がされたリストだと感じました。
まとめ
この記事では「アモンケット」に収録される《熱烈の神ハゾレト》を紹介しました。
エクスプローラーには《密輸人の回転翼機》がまだ未実装なので今回紹介したデッキを再現することはできませんが、《熱烈の神ハゾレト》はハマると非常に強力なカードでプレイしていて気持ちのよいカードとなっています。是非、試してみてください。
