「基本セット2020」の《大食のハイドラ》を掘り下げてみた

「基本セット2020」に収録されたカード《大食のハイドラ/Voracious Hydra》を取り上げたいと思います。

 

パイオニアで行われた「Pioneer League 2023-12-31, 5-0」にて入賞した「緑単信心」に《大食のハイドラ》は採用されていました。

禁止改訂を受けて弱体化された「緑単信心」ですが、新しいパーツが現在模索中といったところで《大食のハイドラ》がデッキの主軸を支えることができるか期待が持てます。

 

この記事では《大食のハイドラ》について触れていきたいと思います。

 

《大食のハイドラ》とは

 

《大食のハイドラ》は「基本セット2020」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。

 

スタンダードでもしばしば活躍していたある程度パワーのあるカードですね。

 

現在の参考価格は200円程度となっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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戦場に出たときカウンターを倍にするか格闘する

トランプル

大食のハイドラは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。

大食のハイドラが戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ。
• 大食のハイドラの上に置かれている+1/+1カウンターの数を2倍にする。
• あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。大食のハイドラはそれと格闘を行う。

 

《大食のハイドラ》はコストにXを持つクリーチャーでXの値の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場出ます。

 

さらに戦場に出たときにふたつのモードから選ぶことができます。

ひとつは+1/+1カウンターの数を倍にするという能力です。単純にスタッツが倍になると考えるとかなり高効率のファッティ、フィニッシャーとなります。

もうひとつは格闘を行う能力です。緑のカラーに不足しがちな対戦相手への干渉能力を備えています。

 

サンプルデッキ:パイオニア/緑単信心

 

パイオニアで行われた「Pioneer League 2023-12-31, 5-0」にて入賞した「緑単信心」のデッキリストになります。

そこに《大食のハイドラ》は採用されていました。

 

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》がパイオニアで禁止カードに指定されたことによってデッキが弱体化しました。

《大食のハイドラ》は《大いなる創造者、カーン》が持っていたフィニッシュ能力と対戦相手への盤面干渉能力を一部補うことができるカードといったところで採用されているように思えます。

 

まとめ

この記事では「基本セット2020」に収録される《大食のハイドラ》を紹介しました。

《大食のハイドラ》が「緑単信心」の主軸を支えることができるか今後の活躍が気になるところです。

 

 

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