「エルドレインの森」に収録されたカード《狩人の贖罪/The Huntsman's Redemption》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。
さらに9/1(金)からプレリリースですね!MTGアリーナでは9/6(水)から実装されました!
パイオニアの「NRG Series $10,000 Showdown - Indianapolis, Indiana (Pioneer), 8-0-1」にて《狩人の贖罪》入りの「グルール機体」が入賞していました。
この記事では《狩人の贖罪》について触れていきたいと思います。
《狩人の贖罪》とは
《狩人の贖罪》は「エルドレインの森」に収録された英雄譚であるエンチャントです。レアリティはレアです。
現在の参考価格は500円程度となっています。発売当初は200円程度のカードでしたが、使われ方が分かってきて現在高騰中のような価格グラフになっていますね。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
3/3生成、クリーチャー生け贄でクリーチャーか基本土地を手札へ、2体の強化
(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I — 緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
II — クリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーからクリーチャーや基本土地であるカード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
III — クリーチャー最大2体を対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受けトランプルを得る。
《狩人の贖罪》は英雄譚ということで各章ごとに毎ターンひとつずつ能力が誘発していきます。
Ⅰ章では3/3のクリーチャー・トークンを生成することができます。3マナの英雄譚なのでコストパフォーマンスはまあまあ普通です。
Ⅱ章ではクリーチャーを1体生け贄に捧げることでクリーチャーや基本土地を探して手札に加えることができます。Ⅰ章で生成したトークンを生け贄にするとコスパが悪いので、何かしらの生け贄に捧げても痛くないクリーチャーを用意しておきたいところです。
Ⅲ章ではクリーチャー最大2体を対象として+2/+2修正とトランプルを付与することができます。Ⅱ章でサーチしてきたクリーチャーを前ターンに戦場にプレイしておけばこの効果の恩恵はを受けることができるので、上手く戦場を構築しておく必要があります。
サンプルデッキ:パイオニア/グルール機体
パイオニアの「NRG Series $10,000 Showdown - Indianapolis, Indiana (Pioneer), 8-0-1」という結果を残した「グルール機体」のデッキリストになります。
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》の枠に《狩人の贖罪》が収まったような形になっていますね。「グルール機体」の「機体」の要素がかなり薄まってきてしまっています。
《狩人の贖罪》のⅡ章については余った《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》や《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》のトークンなどを生け贄に捧げると効率が良さそうですね。
《ヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseeker》をサーチしてきてⅢ章の強化と合わせて、攻撃後に投げ飛ばしてフィニッシュするという動きも強そうです。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《狩人の贖罪》を紹介しました。
使い方が難しそうなカードであった《狩人の贖罪》でしたが、有効な就職先が見つかって活躍しています。