「兄弟戦争」に収録されたカード《生歯の子ワーム/Teething Wurmlet》を取り上げたいと思います。
スタンダードの「Standard League 2023-10-12, 5-0」にて《生歯の子ワーム》入りの「グルールアーティファクトアグロ」が入賞していました。
この記事では《生歯の子ワーム》について触れていきたいと思います。
この記事の目次
《生歯の子ワーム》とは
《生歯の子ワーム》は「兄弟戦争」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。
アーティファクトに関係する能力を2つ持っています。
現在の参考価格は150円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
金属術で接死、アーティファクトが出るたび1点ゲインし初解決なら+1/+1カウンターを置く
あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、生歯の子ワームは接死を持つ。
アーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。このターン内で初めてこの能力が解決されるなら、生歯の子ワームの上に+1/+1カウンター1個を置く。
《生歯の子ワーム》は1/1/1のクリーチャーです。
アーティファクトを3つ以上コントロールしていると接死を持つことができます。古いキーワード能力ですが、『ミラディンの傷跡』の「金属術」の「あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、」という効果に近いですね。
もう一つの能力は、アーティファクトが戦場に出るたびに1点のライフを得、このターンで初めて能力が解決されるなら+1/+1カウンターを置くことができます。毎ターン1回の制約はありますが序盤に出しておけばかなりのサイズアップが見込めるクリーチャーです。
サンプルデッキ:スタンダード/グルールアーティファクトアグロ
スタンダードの「Standard League 2023-10-12, 5-0」という結果を残した「グルールアーティファクトアグロ」のデッキリストになります。
《生歯の子ワーム》はこのデッキの中核をなすカードの1枚です。
《継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton》と《食事を終わらせるもの、ジンジャー卿/Syr Ginger, the Meal Ender》と同じく、アーティファクトに関係してサイズアップしていくクリーチャーになっています。
似たような能力を持つカードが12枚採用されているので想像以上に安定してデッキを回すことができそうですね。
まとめ
この記事では「兄弟戦争」に収録される《生歯の子ワーム》を紹介しました。
《生歯の子ワーム》は活躍しそうで活躍してこなかったクリーチャーなのでこれを機にメタゲームに食い込んでくれると面白いですね。