「エルドレインの森」に収録されたカード《ガチョウの母/The Goose Mother》を取り上げたいと思います。
日本時間で2023/8/15から「エルドレインの森」のプレビューが開始されました。
【お知らせ】9月8日発売セット『エルドレインの森』カードプレビュー先一覧記事を米国公式サイトにて公開!今回も日本より多くの方々が情報を発信予定ですので、どうぞお楽しみに!https://t.co/tNIJg7DXjX#mtgjp #MTGEldraine
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 14, 2023
この記事では《ガチョウの母》について触れていきたいと思います。
《ガチョウの母》とは
《ガチョウの母》は「エルドレインの森」に収録された伝説のクリーチャーです。レアリティはレアです。
鳥・ハイドラという珍しいアーキタイプを持っています。イラストでは本体がガチョウで、さらにガチョウの首が複数あるのがハイドラ要素ですね。
スタッツやドローなどの能力的には《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》のリメイクともいえる能力になっています。
レアリティは《ハイドロイド混成体》は神話レア、《ガチョウの母》はレアということでスペックは気持ち控えめに感じます。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
戦場に出たとき食物を生み、攻撃時に食物を生け贄にするとドローできるハイドラ
飛行
ガチョウの母は、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で戦場に出る。
ガチョウの母が戦場に出たとき、Xの、端数を切り上げた半分の数の食物・トークンを生成する。
ガチョウの母が攻撃するたび、食物1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
《ガチョウの母》は2/2/2(3/3/3、4/4/4、~)飛行とマナレシオはいい部類に入ります。
唱える状況に合致したマナコストで唱えることができるので柔軟なクリーチャーとなります。
戦場に出たときには食物を生成することができます。
X=1のとき1個、X=2のとき1個、X=3のとき2個、X=4のとき2個、X=5のとき3個、X=6のとき3個といった具合です。
そしてさらに《ガチョウの母》が攻撃するたびに食物を生け贄にすることでカードを1枚引くことができます。
3/3/3で1ドロー、4/4/4で1ドロー、5/5/5で2ドロー、6/6/6で2ドローといった具合です。
《ハイドロイド混成体》を彷彿とさせる能力ですが、あちらは唱えた段階でほぼドローできるのでアドバンテージが確定しているのが大きな違いです。《ガチョウの母》は破壊や打消しされてしまうとドローはできません。
差別化できる点としては《ハイドロイド混成体》よりスタッツが大きいことと、別で生成した食物でもドローが進むということですね。《ガチョウの母》は2マナ、3マナなどの低コストで唱えたときの恩恵が大きいというのが強みになりそうです。
そうするとアグロ~ミッドレンジくらいのデッキで活躍できそうな能力を持つカードに思えます。
まとめ
この記事では「エルドレインの森」に収録される《ガチョウの母》を紹介しました。
新しいカードが公開され始めてワクワクする時期になってきました。新しいカードに合わせて新しいデッキを考えるのが楽しみですね。