「指輪物語:中つ国の伝承 」の《サウロンの交換条件》を掘り下げてみた

「指輪物語:中つ国の伝承 」に収録されたカード《サウロンの交換条件/Sauron's Ransom》を取り上げたいと思います。

モダンのModern Preliminaryにて《サウロンの交換条件》入りのディミーアコントロールデッキが1stとなっていました。

この記事では《サウロンの交換条件》について触れていきたいと思います。

 

《サウロンの交換条件》とは

 

《サウロンの交換条件》は「指輪物語:中つ国の伝承」に収録されたインスタントです。レアリティはレアです。

対戦相手が分けた2つの束のうち1つを手札に加えることができるカードです。

 

 

以降で紹介しますがModern Preliminaryにて優勝したリストと同型系統に採用されていることなどで高騰しています。現在の参考価格は1,000円程度となっています。

(まだ、価格のグラフは高騰に追いついていません。)

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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2つの束から1つを選ぶ

対戦相手1人を選ぶ。そのプレイヤーはあなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見、裏向きの束1つと表向きの束1つに分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に、もう一方をあなたの墓地に置く。指輪があなたを誘惑する。

 

対戦相手はあなたのライブラリートップ4枚のカードを2つの表裏の束に分けます。そこから片方を選んで手札に加えることができます。残りは墓地に置きます。指輪があなとを誘惑します。

ドローソースでありながら、ドローではないので《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》の能力を誘発させないのは強みとなっています。

選ばなかったカードは墓地に置かれるので墓地肥やしになるため、それを利用することができればさらにそれもリソースとなります。

指輪の誘惑もあるのでダメージを通すのにも役立つ側面があります。

 

 

過去のカードと比較すると《偏った幸運/Fortune's Favor》が3マナになったのが《サウロンの交換条件》ですね。

 

 

さらに元ネタをたどれば、インベイジョンで登場した《嘘か真か/Fact or Fiction》にも非常に近い能力を持っています。

 

サンプルデッキ:モダン/ディミーアコントロール

《サウロンの交換条件》はモダンの「ディミーアコントロール」に採用されています。

 

 

(足りない4枚は《ロリアンの発見/Lórien Revealed》です。)

 

Modern Preliminary 2023-07-18, 1st Place, 4-0」という結果を残したリストになります。

コントロール然としたデッキになっています。

ここにリソースカードとして《サウロンの交換条件》が採用されているという形ですね。

 

「指輪物語:中つ国の伝承 」のカードとしては《サウロンの交換条件》の他に《一つの指輪/The One Ring》、《ロリアンの発見/Lórien Revealed》が採用されています。

新しいカードがかなりの枚数入っているのは面白いですね。

 

まとめ

この記事では「指輪物語:中つ国の伝承」に収録される《サウロンの交換条件》を紹介しました。

MTGアリーナではヒストリックでも使用できるカードなので、このカードを使ったコントロールデッキを組んでみたくなりました。

 

 

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