「機械兵団の進軍」に収録されるカード《決定的瞬間/Moment of Truth》を取り上げたいと思います。
この記事では《決定的瞬間》について触れていきたいと思います。
《決定的瞬間》とは
《決定的瞬間》は「機械兵団の進軍」に収録されたインスタントです。レアリティはコモンです。
スタンダードの青単テンポにおいて、直近の入賞リストを見ているとドローソースとして《衝動/Impulse》の枠が《決定的瞬間》に置き換わることが多くなってきているようです。ライブラリーからスペルを1枚墓地に送ることができる可能性があるので、その点が評価されているのだと思います。
現在の参考価格は80円程度で一応値段の付くカードとなっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
3枚から1枚を手札に、1枚を墓地に、1枚をライブラリー下に
あなたのライブラリーの一番上にあるカード3枚を見る。そのうち1枚をあなたの手札に、1枚をあなたの墓地に、1枚をあなたのライブラリーの一番下に置く。
《決定的瞬間》はライブラリートップの3枚から1枚を手札に、1枚を墓地に、1枚をライブラリー下に置くことができます。
スタンダードで近い能力を持つカードとして《衝動/Impulse》が挙げられます。《衝動》はライブラリートップの4枚から1枚を手札に、残りをライブラリーの下に置くことができます。スタンダード以外だと《予期/Anticipate》、《時間の把握/Telling Time》が近いですね。
サンプルデッキ
MOの「Standard League 2023-07-03, 5-0」という結果を残したデッキリストです。
以前は《衝動》が採用されていた枠に《決定的瞬間》が採用されることが多くなってきたようです。
《決定的瞬間》は《衝動》と違って墓地にスペルを落とすことができる点が評価できるポイントだと思います。
例えばスタンダードの青単テンポにおいては《決定的瞬間》では、《傲慢なジン/Haughty Djinn》を手札に加えつつ、インスタントやソーサリーを墓地に送ってスペルカウントを増やすといった動きが可能になります。
もちろんインスタントなのでカウンターと同時に構えておくことができるというのもデッキに採用できる理由になります。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《決定的瞬間》を紹介しました。
青単テンポも年月が経ち、スペル1枚をとってもデッキリストが洗練されてきているなと感じました。こういったちょっとしたデッキのアップデートも観察していると面白いですね。