「指輪物語:中つ国の伝承」に収録されるカード《水中の監視者/The Watcher in the Water》を取り上げたいと思います。
この記事では《水中の監視者》について触れていきたいと思います。
《水中の監視者》とは
《水中の監視者》は「指輪物語:中つ国の伝承」に収録される伝説のクリーチャーです。レアリティは神話レアです。
ストーリー上の《水中の監視者》はモリアの坑道に入る前のモリアの壁の前の湖にいる大きなクリーチャーです。フロドを水中に引きずり込もうとしたり、一行がモリアの坑道に入った後に壁を破壊して逃げ場を無くすというようなシーンで登場しました。
現在の参考価格は500円程度となっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
対戦相手のターン中にドローすると麻痺の触手が生成される
水中の監視者はタップ状態かつ麻痺カウンター9個が置かれた状態で戦場にである。(麻痺カウンターが置かれるているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
対戦相手のターン中にあなたがカード1枚を引くたび、青の1/1の触手・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたがコントロールしている触手1体が死亡するたび、クラーケン最大1体と、土地でないパーマネント最大1体を対象とする。その前者をアンタップし、その後者の上に麻痺カウンター1個を置く。
スタッツは5/9/9と破格の性能となっていますが、デメリット能力を持っています。
タップ状態かつ麻痺カウンターが9個置かれた状態で戦場に出るので、ただ出ただけではほとんど仕事ができません。
能力を発揮するにはこの《水中の監視者》が持っている他の能力を活用していく必要があります。
対戦相手のターン中にあなたがカードを引くたびに触手・トークンを生成することができます。
この能力を誘発させるのは少し難しいですが、ターンに1回などの制限はありません。
生成したトークンが死亡したときに、《水中の監視者》の本領が発揮されます。《水中の監視者》をアンタップし、他のパーマネント1つを麻痺させます。
手順としては、対戦相手のターンにドロー → 触手・トークンの生成 → 触手・トークンを死亡させる → アンタップ&麻痺 という順番になります。
麻痺カウンターが全てなくなっても特別なメリットがあるわけではないので、カウンターを取り除くような呪文のサポートが効果的でないのは少し痛手ですね。
まとめ
この記事では「指輪物語:中つ国の伝承」に収録される《水中の監視者》を紹介しました。
能力を十全に発揮させるにはいくつかの手順が必要なカードですが面白い能力を持っているので、是非遊んでみたいカードだと思いました!